やる気が出ない人の特徴5個

最終更新日:2016年8月22日

仕事にしろ勉強にしろ、家事育児にしろ、なにごとにもやる気が出ない人がいます。

また、ある分野についてやる気が出ないというケースもあります。

ここでは、やる気が出ない人について、その特徴をご紹介します。

1.体調不良や身体疲労を感じている

どんな人でも、ひどい睡眠不足で眠くて仕方がないという時には、やる気が出ないものでしょう。

あるいは、睡眠不足ではなくても、体調がすぐれないとか、

体のどこかに痛みを抱えているという場合も、やる気は出にくいものです。

少々、体調が悪くても、仕事や勉強をがんばることができる人は少なくありません。

しかし、それも程度の問題。

あまりにひどい体調不良や、極度の睡眠不足など、

身体的疲労を覚えてしまうと、やる気を出すことはむずかしくなります。

つまり、体調に大きな問題を抱えているのが、

やる気が出ない人の一つの特徴と言うことができるでしょう。

2.やるべきことに対して興味を持てない

仕事や勉強に対してやる気が出ないという人でも、例えば、自分のハマっている趣味や、

夢中になっていること、あるいはラブラブ状態にある恋愛に対して、やる気が出ないということはないでしょう。

「恋人のことは大好きだけど、恋愛に対してやる気が出ないから、大好きな恋人と会うのはめんどくさい」ということはありえません。

趣味などについても同じでしょう。

ハマっているゲームがあるのに、やる気が出ないからそのゲームをしても楽しくない、ということはないわけです。

つまり、その対象物に対して興味や関心を持っていれば、自然にやる気は出るものです。

逆に、仕事や勉強、家事など、「やるべきこと」に対して、関心や興味を持てないのが、

やる気が出ない人に共通する特徴と言っていいでしょう。

ですから、趣味に関することでも、友達に誘われ、付き合いで始めたような趣味であれば、

それに興味を感じることができず、やる気が出ないということがあるわけです。

3.精神的な悩みや心配事を抱えている

最初の項目で、身体的な問題があるためにやる気が出ないというケースを紹介しましたが、

精神的な問題から、やる気が出ないという人も少なくありません。

何か大きな悩み事を抱えていたり、心配なことがあるために、

仕事や勉強にやる気が出ないというケースです。

仕事をしていても、勉強をしようと思っても、

ついついその悩みや心配事を考えてしまうために、やるべきことに集中できません。

いわば「心ここにあらず」の状態なために、目の前にあるやるべきことに対するモチベーションが低下してしまうわけです。

4.危機感がない

例えば、何か命にかかわるような事態に直面した時、人は必死になってその事態を回避したり、そこから逃れようとするでしょう。

そんな危機的事態にあるのに「やる気が出ない」ということはありえません。

逆に言うと、やらなければいけない仕事や勉強に対して、

その重要性を実感できず、危機感を持てないのが、やる気が出ない人の特徴と言うことになります。

「別にやる気を出して仕事をしなくても、クビになるようなことはないだろう」という意識があるからこそやる気が出ないのです。

「受験に失敗すると、大変なことになる」という強い自覚があれば、勉強に対するやる気は生まれるに違いありません。

5.姿勢が悪く、表情に精気がない

最後に、やる気が出ない人の、外見上の特徴を紹介しておきましょう。

それは、「姿勢が悪く、表情に精気がない」ということです。

これは、「やる気がある人の外見」をイメージしてみると、わかりやすいでしょう。

仕事にしろ、勉強にしろ、やる気がある人は、自然に正しい姿勢になり、また、表情も生き生きと輝いて見えるものです。

それに対して、やる気のない人は、どうしてもだらしない姿勢になり、無気力で覇気に欠ける表情になってしまいます。

逆に言うと、「やる気を出すためには、正しい姿勢と精気に満ちた表情を心がけるべき」ということになるでしょう。

何事をするのにも、やる気を出しして取り組んだ方が、成果が上がりますし、また、やっていて充実感を得られるものです。

「やる気が出ない」という自覚のある人は、上記を参考に、どうすればやる気が出るか考えてみてはいかがでしょうか。

また、「やる気のない部下に手を焼いている」という方も、参考になさってください。