世の中には、一見すると強そうに見えて、実はちょっとしたことで泣き出したり、
すぐに仕事を辞めたりする、所謂、見掛け倒しな人も少なくありません。
何となく怖い、苦言を言いにくいオーラーがありますので、なかなか意見を言うことも出来ませんが、
見掛け倒しの人の場合には、このような特徴がありますので、実はあまり怖がる必要もないのです。
1.偉そうにしているがまっすぐに意見するとすぐにたじろぐ
例えば、偉そうな態度の見掛け倒しな人の場合には、相手に対して、
私はあんたよりも強いんだ、偉いんだと言うように踏ん反りかえっていることも少なくありません。
それが上司の場合には、聞きにくいことをきかなくてはいけなかったり、
相談しないといけないことなども出てきますので、どうしても胃がキリキリしてしまうものですが、
実は見掛け倒しな人は、このような相手の態度を察知していますので、
こちらが弱気になればなるほど、ますます踏ん反りかえってしまうものです。
このようなことから、言いにくいことでも、はっきりと相手に伝えたり、
相談したりすることで、相手も怯むことが多いものですし、立場が逆転してしまうこともあります。
そのため、どうしても相手に伝えたいことがあれば、臆することなく接する態度も必要となります。
2.人から好かれたいと言う気持ちは捨てる
それに、人から好かれたい、誰とも仲良くしたいと言う人の場合には、相手に対しても優しさがあるため、
こんなことを言えば相手が傷つく、嫌われてしまうと言う理由から、
あまりキツイことを言うのを避けたり、曖昧にしてしまうこともあります。
しかし、見掛け倒しの人の場合には、そんな優しい人を見抜いて、こいつには何をしても、
言っても許すだろうと言う考えから、職場の虐めのターゲットにしたり、わざとネチネチ突っ込んだりすることもあるものです。
このようなことを避けるためには、人から好かれたいと言う気持ちは捨てて、
まずは仕事を優先的に考え、誰に何を言われても、毅然と言い返したり、ちゃんと説明出来る強さを持ちましょう。
自分がきちんと仕事をしていれば、相手も次第に理解し、評価してもらえることも多いものです。
まずは、職場のムードメーカーになるよりも、職場の実践力になることを第一に考えましょう。
3.自分に力が無い見掛け倒しも多い
この他にも、見掛け倒しの人の多くは、自分に力が無いにも関わらず、偉そうにしているケースも少なくありません。
そのため、自分に力が無いことを周囲に知られることを恐れており、
自分よりも力があったり、仕事が出来るような人が来れば、全力で追い出しにかかることもあります。
そんな点からも、相手がどうしても苦手であり、威圧に感じてしまう時には、自分に力をつけることも大事になります。
例を挙げれば、資格を取得し、自分しか出来ない仕事をこなすようにしたり、
仕事を早く覚えるために、誰よりも努力したりすることも大切です。
また、自分も見掛け倒しにならないように、常に気をつけておくようにしましょう。
見掛け倒しの人と実力者の差はやはりあるものです
これらのことから、見掛け倒しで怖い雰囲気の人でも、実は弱気であり、
相手に舐められたくない、下に見られたくないと言う気持ちから、偉そうな態度を取っていることもあるものです。
このような上司や同僚は、一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、
次第にわかってきますので、あまり深刻に考えることもないでしょう。
あくまでも人は人、自分は自分だと考えて、冷静に振る舞うことが大事です。
そして、職場は友達を作るところではなく、仕事をするところであり、人の協力が大切だと言うことも考えておきましょう。