誰しも時には、今目の前にあることや面倒くさい現実を放り出してフラッと放浪の旅に出たい、と思ってしまうことはあります。
しかし、そのような状況とは違い、明らかに性格的な特性で放浪癖がある困った人も中にはいます。
では、放浪癖がある人とはどのような人なのでしょうか。
1.性格がマイペース
仕事や家庭を持っていると、自分のペースではなく家族や仕事に合わせて、
日々の作業を進めていかなければ行けなくなってしまいます。
マイペースな正確な人は悪気がなくても、そのような性格を義務付けられたり、
強要されたりすると、時に大胆な行動に出たりして反発したくなることもあります。
突然家事や仕事を休んで長期間の休みを取ったり、外国に旅に出たりと周囲を驚かせる行動に出ることも少なくありません。
2.縛られることを嫌う
この傾向がある人も、性格がマイペースな人と似ています。
人に何かを義務付けられる状態が続いたり家箏や仕事でがんじがらめになっている状態が続くと、
ものすごくストレスが溜まってしまうようです。
本来ならば、当然こなすべき義務であるはずの家事や仕事ですが、
人に縛られることを極端に嫌う人にとっては、手かせ足かせです。
ストレスが溜まると、自分を解放させてくれる場所を求めて放浪する、なんてことも考えられます。
3.冒険家である
同じ放浪癖がある人の中でも、この傾向が強い人は、不思議と憎めず応援したくなる人も多いことでしょう。
自分の性格的な特性や趣味を良くわかり、人に迷惑をかけないように気をつけるなど、謙虚な行動をする人がいることも特徴です。
幼いころから自分の知らないことやまだ見ぬ世界に常に興味を持ち、実際に自分で体験する時を心待ちにしています。
そのため、自分の興味のある世界ができればすぐにでも旅立ってしまうというわけです。
4.すぐに逃避するクセのある人
好奇心や新しいことへの挑戦といった前向きな理由からではないのに、放浪を繰り返す人もいます。
そのような人は、目の前の問題のある出来事や自分にとって都合の悪いことから逃げたい、という思いが強いことがほとんどです。
嫌なことから逃げたい、つまり逃避するクセであるわけですが、
その場をなんとか切り抜けることはできても何の解決にもならないので後々困ったことになりがちです。
また、実際に放浪したりすることはなくても、仕事を途中で投げ出す、家族や子供と向き合わず鬱々としている、
などその兆候が見られる場合は、周りの人が注意してあげることが必要です。
5.本当の自分を見失っている
何か目標や強い意志があって放浪を繰り返しているのなら良いのですが、
明らかに不安定な状態であったり、おおきな迷いが感じられるような場合は、周りの人間も心配になってしまいますよね。
本当の自分を見失い親や周囲の力のある人間に強く言われたために人生の選択の全てを投げうっているような人も、
ある日突然放浪という形をとって抗議に出る傾向があります。
そのまま自分の意思を周りの人間に伝えることが難しい、
あるいは、自分自身でさえもこれからどうするべきなのか良くわからない、などさまざまな理由が隠されている場合がほとんどです。
しかし、この傾向のある人は、実際に行動を起こしてしまうまで周囲の人に気づかれにくいため、大きな心配をかけがです。
いかがでしたか。
誰しも自分の周りの環境や与えられた事を投げだしたい、と思う衝動に駆られることはありあますが、
日ごろから放浪癖がある人には、上記の傾向が感じられる場合が多くなります。
自分の職場や周囲に当てはまる人がいたら、放浪してしまう前に気軽に相談に乗ってあげることも必要なのかもしれませんね。