周囲を敵にまわす人の特徴4個

最終更新日:2017年4月28日

なぜかどこへ行っても人とうまくやっていくことができず、周囲が敵ばかりになってしまうという人がいます。

このような人が職場やグループに1人いると、途端にチームワークが乱れてしまいます。

では、周囲を敵にまわす人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。

1.態度や物言いが横柄

人に対する態度や物言いが横柄な人は、かなりの確率で周囲を敵にまわします。

たとえその人の言っていることやしていることが正しかったとしても、

そのような態度や物言いをすれば、周りの人は気分を害し、

決して彼らの主張や行動を認めてはくれなくなるでしょう。

なぜなら、人間は感情に大きく左右される生き物だからです。

1度その人の態度や物言いに腹を立ててしまうと、人間というものは、

仮にその人が正しかったとしても、「意地でも認めない」と頑なになってしまうものです。

そのため、態度や物言いが横柄な人は、周囲を怒らせることで敵を増やし、

何をやっても認めてもらえなくなってしまうという結果になります。

2.物事を1人で勝手に進めようとする

他の人の意見を全く聞かず、物事を1人で勝手に進めようとする人は、周囲を敵にまわします。

複数の人で何かを行うという場合、そのメンバーそれぞれがそれぞれの考えを持っています。

そして、物事をきちんと形にするためには、全員ができるだけ納得するように、

綿密に話し合いを行いながら進めていく必要があります。

しかし、それを無視して、自分1人のペースで物事を進めようとする人は、周りからの反感を買います。

他の人の考えややり方・ペースを尊重できず、自分勝手に物事を進めようとする人は、

間違いなく敵が増えると言えるでしょう。

特に、社会人のマナーである「報告・連絡・相談」が徹底できていない人は、

敵を増やす可能性があるので気をつけるべきです。

3.頼まれてもいないのに、いらないアドバイスをする

頼まれたわけでもないのに、何かと人にアドバイスをしたがる人は、

周囲を敵にまわしてしまう傾向があります。

もちろん、彼らも悪気があってそれをしているわけではなく、

むしろ、良かれと思って人にアドバイスをしたがるのでしょう。

しかし、求めてもいないのに、他人からあれこれ口を挟まれるという行為を嫌う人は多いものです。

そのため、頼んでもいないのにアドバイスなどをされてしまうと、

多くの人がそれを「親切の押し売り」と受け取って気分を害してしまいます。

その結果、相手を怒らせてしまうことに繋がり、周囲を敵にまわしてしまうようになります。

相手のためを思ってしたことでも、相手が求めていないことをしてしまうと、

かえって相手から嫌われる結果になります。

4.あからさまに裏表のある態度をとる

例えば、「異性や上司などの前では良い顔をし、他の人の前では態度が悪い」といったように、

あからさまに裏表のある態度をとる人は、間違いなく周囲を敵にまわします。

そのような人は、多くの人が「一緒にいるだけで不快」という気分になるからです。

そのため、彼らの二面性がばれてしまった瞬間、彼らの元からはどんどん人が去っていきます。

「表面上は仲が良いふりをして、陰では友達の悪い噂を流す」といった態度も、敵を増やします。

「自分が得をする人の前では良い顔をして自分を売り込み、

そのほかの人に対する態度はぞんざい」という人は、

周囲を敵に回す上に、社会人としての信頼も失う結果になります。

周囲を敵にまわす人は、「このような行動・言動をしたら、

相手はどう思うだろうか」ということに無頓着であるという共通点があります。

人の気持ちを汲み取ることができないので、人が気分を害することを平気でしてしまいます。

もし「自分の周りには敵が多い」という悩みを抱えていたら、

他人に対する自分の態度や物言いを、もう1度見直してみる必要があるでしょう。