休みボケしている人の特徴とは。長期休みでボケボケ状態な人たち

最終更新日:2017年7月27日

長い休みが続くと、それが終わった後もついついダラダラしてしまうという人が多くなります。

この状態が続くと、何に対してもやる気をなくしてしまい、だらしない生活がずっと続くようになってしまいます。

では、休みボケしている人とはどのような人のことを言うのでしょうか。

その具体的な特徴についてご紹介します。

1.朝早く起きられない

休みボケしている人は、休みが終わっても、朝は早く起きることができないということが特徴です。

そのため、ついつい二度寝してしまったり、目覚まし時計を止めてまで寝てしまったりして、

最後は寝坊してしまうことも少なくありません。

休みの間は、決まった時間に起きる必要がありません。

なので、皆、つい遅くまで寝ている生活を続けてしまいますが、これこそが休みボケの原因です。

朝早く起きない生活が何日も続くと、体のリズムが元に戻らなくなり、

「朝は早く起きないのが当たり前」という体内リズムが出来上がってしまいます。

そしてその状態にすっかり慣れきってしまうと、いざ早起きしなければいけない時が来ても、それができなくなってしまいます。

「休みが続いた後、朝早く起きることができなくなった」という人は、完全に休みボケしていると言えます。

2.テキパキと動くことができない

休みボケしている人は、行動のスピードがスローペースになっており、テキパキ動くことができないという特徴があります。

実際に休みが終わっていたとしても、彼らの体の中ではまだ休みが続いている状態です。

言い換えれば、「休みが終わっているのに、体が覚醒していない状態」であると言えるでしょう。

そのため、仕事に真剣に取り組まなければならない時でも、本気のスイッチが入らず、ついのんびり動いてしまうようになります。

このような場合、心を入れ替えて自分で自分に喝を入れるか、

誰かから厳しい一言をもらわなければ、休みボケから脱出することはできません。

3.仕事中でもすぐに眠くなる

休みボケしている人は、仕事中であってもすぐに眠くなるということが特徴です。

そのため、大事な仕事をしている時に居眠りをしてしまったり、

何もせずにボーッとしたまま時間を過ごしてしまったりすることがあります。

なぜこのような状態になってしまうのかというと、「のんびり過ごす」

「眠くなったら好きな時間に寝ることができる」という休み中の習慣が体から抜け切れていないからです。

なので、よほどの緊張感を要求される場面以外においては、

すぐに体がリラックスモードに入ってしまい、そのまま眠くなってしまいます。

この状態から脱出するためには、自分で自分にノルマを与えるなどして、意図的に緊張感を作り出し、

本気のスイッチを入れる必要があります。

4.ミスばかり繰り返す

休みボケしている人は、頭の中と体がリラックス状態から抜け切れていないため、

目の前のやるべきことに真剣になることができません。

そのため、仕事において、何度もミスを繰り返すということが大きな特徴です。

彼らは、頭と体がリラックスモードのままで仕事をしているため、「緊張状態の中で集中する」ということができません。

そのため当然、作業の細部に目が行き届かなくなり、ミスを連発するようになります。

ミスをしてしまうのは仕事だけではありません。

ボーッとした状態から抜け切れていないため、うっかりして階段を踏み外してしまったり、

大事な物をどこかに忘れてきてしまったりというミスも連発します。

そのため、事故やトラブルに巻き込まれるリスクも高いと言えるでしょう。

いかがでしたか。

休みは、日頃の疲れやストレスを癒すために欠かせないものです。

しかし、休みが終わっても、休みボケの状態から抜け出せないのであれば、それは問題です。

休みが終わったら、頭と体を意識的に切り替え、日常を取り戻さなくてはなりません。

そのように意識して過ごさないと、周囲に大きな迷惑がかかったり、自分自身も痛い目に遭ってしまったりするようになるからです。

休みの日は仕事を完全に忘れてのんびり過ごし、仕事が始まったら本気のスイッチを入れるというメリハリを持って、

毎日を過ごしていきたいものです。