はみ出し者扱いされる人の性格や特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

あるコミュニティの中にあって周囲の人にとけこむことができない人、

社会やコミュニティの常識やルールに従うことができない人のことを「はみ出し者」と呼ぶことがあります。

法を犯すアウトローな人間をそう呼ぶこともありますが、

ここでは、法律は守るけれど自分のいる社会の常識からははみ出しているという人について、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

1.人の評価を気にしない

程度の違いこそあれ、人間は誰しも人からの評価を気にしながら生きていくものでしょう。

できるだけ人から良く思われたい、人から高い評価を得たいと思うのが、自然な人間心理です。

はみ出し者は違います。

自分が属しているコミュニティのルールを守らなければ、当然、ほかのメンバーからは良く思われません。

周囲とうまくやっていく協調性に欠けていれば、どうしても周囲の人からの人間的評価は低いものになってしまうでしょう。

そもそも「はみ出し者」という言葉自体が、良くない人物評なわけです。

自分がそうした悪い評価をされていることを、はみ出し者は気にしません。

人からどう思われようと関係なく、わが道を一人で歩いていくのがはみ出し者の特徴ということになるでしょう。

2.自分に自信がある

なぜ、そのように人の評価を気にしないで、わが道を行くことができるのか。

それは自分に自信があるからです。

人の評価を気にしてしまうというのは、自分に自信がないためと考えていいでしょう。

人から高く評価してもらったり、人からよく思われることによって、「これでいいんだ」と安心するのが、自信のない人の心理です。

はみ出し者は、自分に自信があるため、人の評判によって自分の価値を確認する必要がありません。

例えば、この世に自分ひとりが存在するとしても、胸を張って「自分には価値がある」と信じることができます。

多くの人は社会やコミュニティの枠に収まることで、安心感を得ることができるわけですが、

その枠に収まることなく、自分一人で生きていける自信があるというのが、

はみ出し者の人間的な強さ、はみ出し者の精神的な特徴です。

3.人がしないような発想ができる

はみ出し者は、ひとことで言うと非常識な人間です。

そもそも、コミュニティの常識を守ろうという意志がなく、常識からはみ出して生きるのが、はみ出し者ということになるでしょう。

それは、別の言い方をすれば、「常識にとらわれない」ということになります。

多くの芸術家や発明家は、常識にとらわれないからこそ、人の作れない作品を作ったり、

人の思いもつかないような発明をすることができるものです。

はみ出し者も同じです。

枠や常識にとらわれないため、人がしないようなユニークな発想ができるというのが、

はみ出し者のプラス面の特徴と言っていいでしょう。

4.人に合わせようとしない

空気を読まないというのも、はみ出し者の特徴でしょう。

空気を読めないのではなく、あえて読もうとしないのです。

はみ出し者は人と協調してうまくいやっていこうという発想がありません。

わが道をいく自信家であるために、人と合わせて生きていくことに、なんの価値も感じないのです。

人と合わせようとしないために、結果として空気を読めないような言動をするのが、はみ出し者の特徴の一つです。

5.マイルールがある

社会やコミュニティのルールを無視するはみ出し者ですが、意外なことにマイルールは持っています。

自分で「こうしよう」という、生活や生き方に関するルールを作って、それに従おうとします。

例えば、「人に合わせない」というのも、そのルールの一つと考えていいでしょう。

そのほかにも、生活習慣に関することなど、自分で決めたルールにはきっちり従おうとするのが、

はみ出し者の意外な特徴と言っていいでしょう。

いかがでしたか。

周囲から浮いていてなじめないはみ出し者について、どんな特徴があるのか、主なものを5点、紹介しました。

あなたの身近にもいるかもしれないはみ出し者のことを知るための参考になさってください。