口下手を克服する方法3個

最終更新日:2016年4月24日

「自分は口下手」という自覚があって、それに悩んでいる人は少なくないでしょう。

そして、その悩みを抱えているすべての人が、「なんとか口下手を克服したい」と思っているはずです。

そんな悩みを持つ方のために、口下手克服法をご紹介します。

1.話題を集める習慣を作る

意識を変えることによって、口下手を改善するという方法もありますが、ここでは、具体的な方法を紹介します。

口下手な人には、「何を話していいかわからない」「話すことが見つからない」と思っている人が少なくありません。

話すことがなければ、口が重くなってしまうのは当然のことです。

けれど、どんなに口下手な人でも、自分の好きなことや趣味に関することについては、それなりに話すことができるでしょう。

それは、「話題」を持っているからです。

そこでオススメしたいの「話題収集」。

目に入るもの耳に入るものを、こまめにメモします。

例えば、テレビドラマを見ているときも、気づいたことや感動したことを記録します。

ニュースの情報や有名人のトピックス、さらには自分の日常で見聞きしたこと、

例えば「電車の中でこんな人を見かけた」とか「駅前に新しいお店を発見」「おいしいラーメン屋さんを見つけた」という、些細なことでも構いません。

むしろ、日常的なそうした小さな出来事の方が、人と話すときの話題にしやすいのです。

ポイントは、必ずメモ書きして、「話題」をストックしておくことです。

2.まずは聞き上手を目指そう

口下手な人がいきなり話し上手になろうとしても、うまく行きません。

まずは、「聞き上手」になることを目指した方が賢明でしょう。

ポイントは4つ。

まずは、相手の話をしっかり聞くこと。

いい加減に聞いていたのでは、聞き上手になりようがありません。

2つ目は、相槌とうなずき。

相手の話を聞きながら、適度にうなずき、「そうですか」とか「へー」「なるほど」などの相槌を入れるのです。

3つ目は「オウム返し」。

例えば、相手が「週末家族で花見に行ってきた」と話した時、聞き下手な人は「そうですか」で終わってしまいます。

そうではなく「へー、お花見に行かれたんですか」と、相手の発言を繰り返すと、

そのあと「よかったですね」とか「いかがでした」というように話を続けることができます。

最後は、相手の話に応じて表情を変えること。

楽しい話には笑顔で、悲しい話、辛い出来事には悲しい顔で応じると、相手は話をしやすくなります。

3.初対面の人には口下手宣言をする

口下手の人の最大の共通点は、会話に対する過度な意識と、そこから由来する強い緊張感です。

「自分は会話が苦手」という意識があるために、人と対面したときに「うまく話せないだろう」と考え緊張してしまうのが、

口下手な人の最大の問題点と言っていいでしょう。

それを少しでも和らげるためにオススメなのは、「口下手宣言」をしてしまうというやり方です。

初対面の人と話すシチュエーションになったら、最初にこんな風に話してみてはいかがでしょうか。

「私は、人見知りというわけではないんですが、口下手でして。話することは得意じゃありません。

けれど、人の話を聞くのは大好きなんです。ちょっと変わってますけど、話をするのが大好きな口下手なんですよ」

つまり、最初に「聞き役に回ります」と伝えてしまいます。

こうすると、あなたにとっての会話のハードルがぐっと低くなりますから、緊張感が和らぎ、話しやすくなるに違いありません。

口下手を克服するための方法を3種類、紹介してきました。

ポイントは「話題をメモして、話のネタを集めておく」、「聞き上手を目指す」、「口下手宣言で、ハードルを低くする」ということになります。

是非、実践してみてください。