人見知りを克服する方法4個

最終更新日:2016年4月13日

現在、人見知りで悩んでいる方は少なくないでしょう。

初対面の人を前にすると緊張してしまい、心も体も固くなって上手に対応できないという方のために、

今回は人見知りを克服する方法をご紹介します。

1.街で知らない人に話しかける

人見知りを克服したいと思ったら、とにかく街へ出てみましょう。

街で積極的に人と接することで、トレーニングをします。

人見知りは、実はトレーニングによって、改善、克服することが可能です。

では、具体的にどんなことをすればいいのか。

それは「知らない人に話しかける」という方法です。

と言うと、「街で知らない人に突然話しかけたら、ヘンな人と思われるのでは」と心配されるかもしれません。

怪しまれないで話しかけられる方法があります。

例えば、大型量販店やホームセンターなどで、店員さんに「○○を探しているんですが、売り場はどこですか」と尋ねてみましょう。

あるいは、土地勘のある街で、道行く人に「○○というお店はどこにあるか、ご存知ですか」とか

「○○ホールへ行きたいんですが、どう行けばいいんでしょうか」と質問するというやり方もあります。

これなら、怪しまれることなく、人に話しかける練習ができます。

できるだけたくさん実践することによって、初対面の人に自分を慣れさせましょう。

2.相手が話しやすい雰囲気づくりをする

人見知りの人が緊張してしまうのは、初対面の相手と上手く話す自信がないからでしょう。

初めから「上手に話せるようにしよう」と思っても、そう簡単にはいきません。

最初は、相手が話しやすい雰囲気を作ることを意識してみましょう。

こちらがどういう表情や態度を取れば、相手が話してくれやすくなるかを考えるのです。

ポイントは、笑顔。

黙っていても、にこやかにしている人の周りには、和らいだ雰囲気ができます。

和らいだ雰囲気ができると、人は話しやすくなるものです。

これも、トレーニングしましょう。

毎日、鏡に向かって「穏やかな笑顔」を作ってみるのです。

くり返し行うことで、鏡に向かわなくても、自然な笑顔を作れるようになれます。

「今、私はやさしい顔をしている」と自覚するだけでも、初対面の際の緊張感が軽減されるにちがいありません。

3.相手をほめて、聞き役に徹しましょう

相手をさらに話しやすくさせるために有効なのが、「ほめる」という方法です。

服や髪形をほめてもいいですし、話し方や雰囲気、さらには「声」をほめるというのも、案外効果があります。

ほめられれば、人間誰しも悪い気はしません。

まして、初対面の相手から自分の長所や魅力を指摘されると、気分が良くなりますし、

ほめてくれた相手に好感を持ちますから、より積極的に話ができます。

そして、こちらは聞き役に徹して、相手の話を引き出す工夫をします。

相手の話に同調し、感心しながら聞くのがポイント。

「そうなんですか、すてきですね」「すごいですね」というように、ほめ言葉を意識しながら、合いの手を入れるといいでしょう。

4.自分を好きになりましょう

オススメの人見知り克服法、最後は意識の持ち方による方法です。

人見知りの人は、自分が人見知りなことをマイナスに評価しているものです。

しかし、人見知りというのは、マイナス面だけでなく、プラスの要素も少なくありません。

初対面の人にもまったく臆することなく慣れ慣れしく接してしまうような無神経な人と違い、人見知りする人は、繊細な神経の持ち主です。

神経が細やかで、人に対する気配りや心づかいをすることができます。

謙虚というのも、人見知りのある人の長所です。

その謙虚さが、誠実な人柄につながることも少なくありません。

いかがでしょうか。

あなたには、こうした長所もあります。

ぜひ、そういう自分を好きになりましょう。

「人見知りをする自分」を好きになれば、気持ちに余裕ができ、プラス思考になれますから、結果として人見知りが改善されていくはずです。

人見知りを克服するための方法を4種類紹介しました。

最初の3つはトレーニングなどの具体的な方法、最後の1つは意識改革による克服法です。

自分ができそうなところから、試してみてはいかがでしょうか。