人間は誰しも幸福を求めるものですが、誰もが幸福になれるわけではありません。
中にはどうしても不幸になってしまい、また、不幸な状態から抜け出せない人もいます。
今回は不幸な人の特徴についてご紹介します。
1.マイナス思考で、ものごとをネガティブにとらえる
「引き寄せの法則」という言葉があります。
例えば、「きっと良いことが起こる」という想像をすることによって、
現実に「良いこと」を自分に引き寄せることができるという法則です。
「うまくいく」と念ずることで、成功するというのも同じことと考えていいでしょう。
その逆に、悪い想像することで悪いことを自分に引き寄せてしまうのが、不幸な人の特徴と言っていいでしょう。
とにかく常にマイナス思考ですから、たとえ良いこと、ラッキーなことが起こったとしてもそれを素直に喜び、受け入れることができません。
「良いことばかり続くはずがない。
自分は今回のことで運を使ってしまったから、次はきっと悪いことが起こるに違いない」というように、悪い想像をします。
そして、それが現実になってしまうのが、不幸な人の不幸なとゆえんと言っていいでしょう。
こういう人は、例えば100点満点の試験で70点取ったとしても、「マイナス30点」というふうにとらえます。
つまり、「70点も取れた」と考えることができず、「70点しか取れなかった」というように、ものごとをすべてネガティブにとらえてしまうわけです。
2.人と比較して自分の劣った点ばかりを見る
常に人と自分を比較してしまうのも、不幸な人にありがちな特徴と言っていいでしょう。
「人は人、自分は自分」というように精神的に自立した考え方をすることができません。
つい、人と比べて「自分は劣っている」という認識をもち、ジェラシーを感じたり、ねたんだりします。
人には必ず長所がありますから、人より優れた点はあるわけですが、そういうところには注目せず、
劣ったところばかりを見るのが、不幸な人の悲しい心理的特徴です。
たまに「あの人よりは自分の方が上」と思うことはありますが、
その次の瞬間、「でも、こういうところで負けている」というような見方をしてしまいます。
つまり、人と比較することで、自分で自分を不幸にしてしまうのが、不幸な人の特徴と言うことになるでしょう。
3.グチや不平不満ばかりを口にする
不幸な人の共通点は、人から愛されないということです。
不幸な人の話は、どうしてもグチっぽくなります。
人と会えば、グチや不平不満魔ばかりを口にします。
人間誰しも、時にはグチをこぼすことはありますが、いつでもグチばかりでは、聞かされる方はたまりません。
「あの人と話をすると、こちらまで嫌な気分になってしまう」という嫌悪感を抱きますから、自然に人から敬遠されてしまいます。
つまり、人から愛されることがなく、人に助けてもらうことができないために、
いつまでも不幸な状態から抜け出させないのが、不幸な人の特徴と言うことになるでしょう。
4.活動的でなく、行動力がない
「犬も歩けば棒に当たる」ということわざには二種類の解釈があります。
「うろちょろしていると、棒でたたかれる」という悪い意味と、「行動することによって、幸運に出会うことがある」という良い解釈です。
後者はつまり、「行動が幸運を呼ぶ」ということですが、それと逆なのが不幸な人と言っていいでしょう。
活動的でなく、行動力がないため、積極的に動くことがなく、結果、幸運に出会うことができないわけです。
じっとしていて、天から幸運が降ってくるのを待っても、なかなかそんな奇跡は起きません。
自分から積極的に動くことで、さまざまな出会いが生じ、その出会いから幸運をつかむことになります。
それを知らず、じっとしているのが、不幸な状態がいつまでも続く人の特徴です。
不幸な人の特徴を、ここでは4点取り上げてお話ししてきました。
この4つはいずれも不幸な人の特徴であると同時に、不幸になっている原因でもあります。
つまり、これらの点を改善し、意識改革をすることができれば、不幸でなくなるというわけです。
参考になさってください。