めんどくさい人のタイプ別対処法4個

最終更新日:2016年4月10日

身近にいわゆる「めんどくさい人」がいて、その対処に苦慮している人も多いのではないでしょうか。

扱いが難しいのが、めんどくさい人の最大の特徴と言っていいでしょう。

ここでは悩めるあなたのために、めんどくさい人のタイプ別対処法を紹介します。

1.かまってちゃんタイプは、一切無視してかまわない

めんどくさい人と聞いて、多くの人がイメージするのが「かまってちゃんタイプ」ではないでしょうか。

自意識過剰な寂しがりやで、自分のことをかまってほしいと常に思っているタイプです。

「かまってオーラ」を出して人にアピールするわけですが、そのアピールに反応して、かまってしまうのは上手な対処法とは言えません。

かまってちゃんは人にかまってもらえないとすねてしまいます。

そのパーソナリティを一言でいうと、強い幼児性の持ち主ということになるでしょう。

幼児がそうであるように、そういう人にかまってあげると「もっと、もっと」と、要求がエスカレートしてしまいます。

また、一度でもかまってあげると、「あの人はかまってくれる人だ」と思われ、しょっちゅうアプローチしてくるのです。

そんなことになっては、めんどうこの上ありません。

ですから、このタイプは一切無視して、まったく関わらないのが一番です。

2.マイナス思考のグチり屋には、同調する

次は、万事マイナス思考で、人の顔を見ればグチばかり言うタイプです。

このタイプのめんどくさい人の特徴は、こちらが真剣に話を聞いて、アドバイスをしても聞く耳を持たないこと。

落ち込んでいる相手をかわいそうに思って、いくら励ましても、まったく効果がありません。

というのも、こういう人はそもそも、人から励ましてもらいたいと思っていないからです。

ですから、このタイプの人の話は、いい加減に聞くのが一番。

そして、相手の話の同調して「へー、それはひどいね」とか「わかるわかる」というように、相槌を打てばそれでOK。

こういう人は、人にグチをこぼすことで満足しますから、オウム返しを多用しながら話を聞いてあげれば、それで相手は納得します。

3.プライドが高く扱いが悪いと不機嫌になるタイプは、とにかくほめる

めんどくさい人の中には、人からの扱いが少しでも悪いと機嫌が悪くなってしまうという厄介なタイプもいます。

プライドが高いのが心理的な特徴で、自分が人より優れているという意識を持っていますから、人からの扱われ方に敏感です。

「ということは扱い方がむずかしいのでは?」と思われるかもしれません。

しかし、実はこのタイプは、対処の仕方が一番簡単です。

とにかく、ほめましょう。

扱いを良くするというのはなかなか面倒なところもあるので、そこを考慮するよりも、とにかくほめることによって、相手を気持ちよくさせるのです。

こうしたタイプは、意外に単純な精神構造の持ち主ですから、ほめられると素直に喜ぶというところがあります。

人から言われる大好きな言葉は、「さすがですね」「すてきですね」「どうしてそんなにセンスがいいんですか」などなど。

うまくおだてて、気持ちよくさせましょう。

4.お説教好きタイプは、反論しないで話を聞く

最後は、自信家で人にお説教をするのが大好きという、うるさいタイプです。

ただお説教が好きというだけでなく、話が長くくどいという困った特徴もあります。

こういうタイプの人は、こちらが無視しても、向こうからやってきてお説教しようとしますから、放っておけば何とかなるというわけにはいきません。

ですから、お説教をはじめたら、一通りその話を聞いてあげましょう。

少しでも反論じみたことを口にするのはNG。

相手のテンションが上がって、話が長くなるだけです。

ですから「おっしゃる通り」という態度を貫き、話を聞きましょう。

そして、聞き終わったら、「ありがとうございました。

おっしゃる通りです。

本当に勉強になりました」と頭を下げましょう。

これが最も短時間でケリをつけられる方法です。

今回はめんどくさい人にはどう対処したらいいのか、4つのタイプに分けてお話ししてきました。

タイプによって、対処法は全く違ってきます。

一つ方法を間違えると、ますます面倒なことになりかねません。

十分に注意して、対処するようにしましょう。