考えすぎる人の特徴6個

最終更新日:2017年4月15日

なにかと心配性で、些細なことでも思い悩むタイプの人がいますよね。

周りから「考えすぎだよ」と言われても、考えてしまう癖が直らないのです。

他人のアドバイスを聞き入れることなく、いつも考え事をしている人の心理はどんなものなのでしょう。

ここでは、何でも考えすぎてしまう人の特徴についてご紹介します。

1.自分の意見が分からなくなる

考えすぎる人は、何か困ったことに直面した時、必ず誰かに相談をもちかけます。

対象は人だけでなく、ネットのQ&Aサイトのようなところへ投稿することもあります。

まるで大量にアンケートをとっているかのように、少しでも大勢の人の意見を聞きたがるのです。

よく悩み事を相談してくる人がこのタイプで、

解決できるようなアドバイスをしても、なかなか決断できない事が多いです。

そして、考えているうちに自分の意見を見失い、他人に正否をゆだねようとする傾向があります。

2.完璧な計画プランにこだわる

よく考える人ほど、何事にも計画性をもとうとします。

行動する前に予測するのが習慣で、思いつきで動くことはあり得ないのです。

計画すること自体が好きなので、自分なりのプランを錬るのが上手だといえます。

旅行や遊びの計画、合コンの幹事などを引き受け、色々と考えてから積極的に行動しようとします。

ただし、想定外の出来事が起こるとパニックになり、何とか修正しようと必死で考えるのです。

こうして考えるサイクルが止まらないので、結果的に常に考え事をしている状態になります。

3.過去に重大なミスをした経験がある

生まれた時から考えすぎな人などいませんよね。

考え方はその人の生き方でもありますから、これまでの人生も影響しています。

あまり考えずに行動して、何か重大なミスをした経験があると、その後の生き方が変わります。

同じミスを繰り返したくない恐怖感から、つい考えすぎてしまうようになります。

4.結果を先送りにして安心する

通常なら信じられないことですが、考えすぎる人は悩みがないと怖いのです。

考える事柄がなくなると、不安でいっぱいになります。

理由は、考えることで精神安定をキープしているからです。

普通は逆ではないかと思いますが、結果を先送りにすることで、また考える理由を見いだしています。

5.考える=成長と信じ込む

人は考えることを止めたら終わりだという言葉がありますよね。

それくらい、考えたり悩んだりするのは心の成長に必要なことです。

しかし、過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉もありますから、限度をわきまえなくてはいけません。

考えすぎる人は、成長することを無意識に求めており、そこに醍醐味を見つけようとします。

間違った考え方ではありませんが、加減が分からず、

何らかの答えが見つかるまで延々と悩み続ける習性があります。

6.失敗した時の言い訳を探している

考えすぎる人は、予測することが得意であり、同時に失敗した時のことも視野に入れています。

非常に慎重な性格ともいえますが、失敗した時の言い訳を探しているので、考える時間が長くなります。

ナイーブで臆病な気質があり、自分の決断が間違っていると怖いので、言い訳をいくつも用意しています。

ですから、考えすぎる人ほど饒舌で、正論で理詰めな話し方をする特徴があります。

このように、考えすぎる人は慎重かつ多数派の意見を取り入れやすい特徴があります。

自分の身を守るために考えていることが多く、本人はそのことに気がついていない場合が大半です。

周りへの気配りをしているつもりですが、実際は恐怖から逃れ、言い訳について考えている傾向があります。

考えすぎと言っても心に響かないですし、修正するのは難しいタイプの人格ですね。