つれない態度をとる人の特徴4個

最終更新日:2017年5月31日

人に対して冷たくよそよそしい態度をとる人、そっけない対応をする人がいます。

そういう人には、誰にでもそうした態度をとるケースや、

ある特定の人に対してそのように振舞うケースなどいくつかのタイプがあります。

ここでは、ケース別に、つれない態度をとる人の特徴を見ていくことにしましょう。

1.「心ここにあらず」の心理状態になっている

まず、誰に対してもつれない態度をとる人の特徴としては、

「ほかのことで頭がいっぱいになっている」ということがあげられます。

例えば、恋愛をして、恋人のことで頭がいっぱいになっている状態にあると、

恋人以外の人が話しかけても、それに対してそっけない態度をとってしまうということがめずらしくありません。

また、なにか心配なことや大きな悩みを抱えている場合も、同じような態度をとってしまうことになるでしょう。

家族が何か大きな病気をして入院しているというような場合は、

家族の身体を心配し、いろいろなことを考えているために、人に対して、どうしても冷たい対応になってしまいます。

そこには、何の他意も悪意もありません、心ここにあらずの心理状態になっているため、

無意識のうちに目の前にいる人に冷たく接してしまうわけです。

このケースでは、誰にでもつれなくしますが、

心ここにあらずの状態でなくなれば、つれない態度は見せなくなります。

2.人とコミュニケーションを取るのが苦手

同じように、誰に対してもつれない態度をとる人には、

人とのコミュニケーションが苦手という特徴もあります。

コミュニケーションが苦手な人には、「自分は人との会話が上手くできない」という意識を強く持っています。

そのため、人から話しかけられると、どうしても緊張してしまい、

その結果、よそよそしい受けごたえになってしまいます。

人見知りの傾向がある人も、同じように冷たい態度になりがちと考えていいでしょう。

このケースでは、相手に対して特別な感情があって、

それが原因でつれない態度をとっているわけではけっしてありません。

人からコミュニケーションを取られると、その苦手意識から身構えてしまい、固く冷たい対応になってしまいます。

この特徴を持っているタイプの人は、時間をかけて相手と打ち解けることができると、

しだいにつれない態度ではなくなることが少なくありません。

3.相手が嫌い、もしくは怒っている

ここからは、ある特定の人に対してつれない態度をとる人の特徴を紹介しましょう。

まず、あげられる特徴は、相手に対して嫌悪感や不快感を抱いているというケースです。

はっきり相手のことを嫌っている場合は、「私はあなたが嫌いです」という意思表明の意味も込めて、

わざとつれない態度で接することが少なくありません。

相手のことが嫌いなのですから、特定の相手に対して、常につれない態度をとることになります。

また、人間的に嫌悪しているわけでなくても、相手の言動に腹を立てて、冷たく接するということもあるでしょう。

この場合は、怒りが収まれば、つれない態度ではなくなります。

「あなたに対して怒っています」という意思表明の意味で、意識的につれなくすることもよくあります。

4.恋愛感情を持っていることを相手に知られたくない

例えば、職場の上司が、部下に対して恋愛感情を抱いたとしましょう。

上司と部下という関係があるため、自分が好意をもっていることを相手に知られまいとすることもあるでしょう。

その場合、好意を持っている部下に対して、あえてつれない態度をとるということもあります。

相手にも周囲にも、自分の恋愛感情をさとられることを怖れているというのが、

このケースでのつれない態度をとる人の心理的特徴ということになるでしょう。

つれない態度をとる人の特徴を、ケース別に4つ紹介しました。

あなたの身近につれない態度をとる人がいるなら、その人はどんな心理状態にあるのか、

どんな理由でつれなくしているのかを知るための参考になさってください。