しかめっ面な人の特徴4個

最終更新日:2017年5月4日

眉間にしわを寄せ、口をへの字に結んだ不機嫌そうな表情のことを「しかめっ面」と言います。

けっして人に良い印象を与えない表情ですが、しかめっ面をする人は少なくありません。

では、どうしてそんな表情をしているのか、しかめっ面な人の特徴を見ていくことにしましょう。

1.不快感をアピールしている

しかめっ面な人は2種類に大別することができます。

「意図的にしかめっ面をしている人」と「無意識のうちにそういう表情になっている人」です。

前者のタイプのしかめっ面な人の特徴は、「相手に対し、不快感をアピールしている」ということになるでしょう。

例えば、上司が部下から仕事の報告を聞くとしましょう。

その報告の内容がよくないものであったり、報告の仕方が悪かったりした場合に、

上司がしかめっ面になることが少なくありません。

このケースでは、上司は部下に対して、「何をやっているんだ」とか

「なんでもっとちゃんを報告できないんだ」という不快感を抱いているわけです。

そして、その不快感を部下に伝えるために。

意図的にしかめっ面をして見せていると考えていいでしょう。

このケースでは、多くの場合、上の立場の人が下の立場の人に対して、あえてしかめっ面をして見せているのです。

2.悩みや心配ごとを抱えている

心の中に小さくない悩みや心配なことがあって、

しかし自分ではどう解決していいかわからないという時にも、人はしかめっ面になることがあります。

この場合は、前項のケースと違い、意図的にそういう表情を作っているわけではけっしてありません。

ネガティブな心理が、無意識のうちにそういう表情にさせてしまっているわけです。

例えば、お金の問題に頭を悩まされているとか、連絡を取りたい人と連絡が取れず、

その人のことを心配しているとかいう時に、人は自分では気づかないうちにしかめっ面になることがあります。

その悩みや心配を人に話すことができないという場合に、

よりしかめっ面になりやすいと考えていいでしょう。

3.自分の思い通りにならない

デスクワークをしながら、しかめっ面になる人がいます。

その場合は、仕事の進捗状況がはかばかしくなかったり、ケアレスミスを連発して、

思うように仕事が進まないというケースが少なくありません。

このケースでは、しかめっ面な人には「自分の思い通りにならない」という心理的特徴があるということができるでしょう。

自分がやっていることがうまく進まないというケースばかりではありません。

例えば、好きなスポーツ観戦をして、応援している方が大ピンチになったり、

負けそうな試合展開になっていると、知らないうちにしかめっ面になってしまうこともよくあります。

このケースでは、自分の願っているような試合展開になっていないために、しかめっ面になってしまっているわけです。

他にも、例えば、駅で待っている電車が事故などで遅延している時なども、しかめっ面になることがあるでしょう。

これも、思い通りにならないために、そういう表情になります。

4.痛みなどの体調不良を感じている

これまでの3つは心理面の特徴でした。

しかめっ面な人には、もう1つ、肉体的な原因、特徴があります。

それは、体調不良を感じているということ。

例えば、突然何かの痛みを感じた時、思わず顔をしかめるということが誰にでもあるでしょう。

人間は強い痛みを感じると、知らないうちにそういう表情になるものです。

つまり、しかめっ面な人には、痛みなどの体調不良を感じていて、それをがまんしているという特徴があります。

歯が痛いとか、腰が痛いとか、おなかの調子が悪いとかいう状態にあって、

その痛みや体調不良に耐えている時、人はしかめっ面になります。

しかめっ面な人の特徴を4種類紹介してきました。

あなたの近くにしかめっ面になってる人がいるなら、

どの特徴が当てはまるか考えてみてはいかがでしょうか。