ニートの悲しい特徴4個

最終更新日:2016年11月5日

世の中にはニートはぐうたらしていられる幸せな生き方であると考え、ニート生活を羨ましく思う人がいます。

確かにニートは働かずに家にいるだけなので、一生懸命仕事をしている人間にとっては幸せに見えるのです。

しかし、ニートだからといって必ずしも楽しい毎日を送っているわけではありません。

彼等にも様々な事情があります。

今回はそんなニートの悲しい特徴についてご紹介します。

1.親に甘やかされている

ニートになるには、手助けをしてくれる人間が必要不可欠です。

それゆえに親に甘やされて育った人間が、ニートになりやすいのですね。

親が甘いので、いい年をした子供でも世話を焼いてしまいます。

なにもしなくても生きていけるならその方が楽なわけですから、当然のように働かなくなるでしょう。

そうしてニートは出来上がるのです。

なのでほとんどのニートはいつまでも親に頼り切っていますね。

そしてその親もなんだかんだ言いながら子供を見捨てられないのです。

厳しく育てられた子供は、自分の力でお金を稼ぎ自分の力で生きていくようにしつけられます。

社会に出てどんなに嫌なことがあっても自分の力でやっていかなければならないので頑張って乗り越えていくのですが、

ニートには甘い親がいるのですぐに親の元へ逃げてしまいます。

2.繊細で傷つきやすい

学校や会社など集団の中に入ると、それなりに問題は起こるものです。

何故なら、沢山の人間が集まりますし人の数だけ個性があるからです。

気が合う人間や合わない人間、いじわるな人や優しい人など色々なタイプの人がいることでしょう。

人間関係で揉めることもあるでしょうが、本来それが普通です。

多くの人間が集まって、全員が同じ考えを持ち、全員と仲良くなれるわけがありません。

その辺りはある程度割り切って生活をしなければならないのですが、ニートになる人間は繊細なのでそれができません。

傷つきやすいので人と揉めると深く落ち込み自信を失ってしまいます。

仕事での失敗で怒られたり、人間関係がうまくいかなかったりするとたちまち逃げ出したくなってしまいます。

そして家にこもるようになってしまいます。

3.楽なことが大好き

困難に立ち向かうより、楽ができる道を選んでしまうのがニートの心理です。

幼少の頃よりあまり苦労しなかったので、困難に打ち勝つことができない傾向にありますね。

ようするに困難に慣れていないのです。

それゆえに楽ができる道ばかり選んでしまうのですね。

ニートになるのも、楽になりたい一心です。

また、ニートで友人が多い例は稀で、ニートは基本的に友人が少ないでしょう。

人付き合いが面倒だからです。

他人と交流することで学ぶことは山ほどあるのですが、人付き合いには気遣いが必要です。

他人に気を遣うことはけっして楽なことではありません。

ニートにとって人付き合いは難しいことです。

楽をしたいがために、楽でないことを避けて生きてきた結果がニートという生き方です。

4.アニメや漫画が好き

ニートになると他人と接する機会が減りますから、楽しみといえばテレビを見たり漫画を読んだりすることぐらいです。

その中でもアニメや漫画を好みますね。

現実逃避をすることができるので安心します。

ニートの生活が永遠に続けられるなら不安もなにもないのでしょうが、多くの場合ニートになれるのは両親がいるからです。

ニートの中には両親がいなくなってしまったらどうするのか。

そもそもこのままでいいのだろうかと悩む人もいるのです。

現実は厳しいもので、両親がいなくなってしまうとニート生活は続けられないでしょう。

そのことがニートを不安にさせるのです。

だからこそ、現実とかけ離れている漫画やアニメの世界に浸るのが心地よいのですね。

心が弱い人、周囲に甘やかされてきた人がニートになりやすく、現実逃避をして気持ちを落ち着かせているのがニートの特徴です。

周囲の人からしてみればのびのび暮らしているように見えるのですが、本人はそれほど幸せを感じているわけではありません。

現実の厳しさを知ってニートになったので、再び現実と向き合うのを恐れながら生きているのです。