気が利かない人の特徴4個

最終更新日:2017年4月17日

社会人になると、気が利く人と効かない人とで、周りからの評価も変わってくるもの。

もしあなたが気が利かない人と思われていたら、どこが原因なのか知った上で改善していった方が良いです。

気が利かない人の特徴が何かを知ると、その原因を知ることができるでしょう。

1.自分のことしか考えていない人

自分の事ばかり考えている人、周りが見えていない人は、気が利かない人の特徴です。

目の前にあること、自分がすべきことだけを見てしまい、周りがどんな思いをしているのか、

どんな状況の中にいるのかを把握できていない人です。

仕事では、周りの人との協力が必要な場面が出てきますが、気が利かない人がその中に一人でもいると、

チームのペースを崩してしまうこともあります。

「それは私には関係ないし」「それはあなたの仕事でしょ」という考え方に至ってしまっては、

周りと協力することはできないでしょう。

自分中心の考えになっていないか、きちんと周りに目を向けることができているのか、

一度自分に確認してみましょう。

2.鈍感で鈍い人

人が遠回しに言ったこと、気付いてほしいと思って言ったことに、

「何を言っているんだろう」と鈍感で気付かない人。

こうした人には気が利かない人が多く、周りが「気付いて欲しい」と思っていることに一向に気付く気配がない人は、

気が利かない人と思われています。

初めのうちは「天然だな」「ストレートに言わないと気付かないんだな」と思われていても、

これが毎日のように続いてしまうと、周りをイライラさせてしまう原因にもなります。

深く考えることができない、言葉をそのままにしか受け取れないという人は、

鈍感で鈍い人と思われている可能性が高く、また同時に気が利かない人と思われていることもあります。

相手がどんな意味で言っているのか、その先にはどんな言葉が続きそうなのかを、

自分の中で深く考える癖をつけることで改善されるでしょう。

3.見越す力を持っていない人

何か行動を起こす時や挑戦する時など、これから何かをしようとする時には、

その先を想像してある程度予測することが多いですよね。

ただ、気が利かない人はこの想像力が欠けていることが多く、見越す力を持っていないという特徴を持っています。

「こうしたら相手が喜ぶだろう」「こうしたらこうなるだろう」という先を見据えた捉え方ができず、

ついつい目の前のことばかり考えてしまいます。

見越す力があることで、周りの状況や思いをくみ取ることができ、

自分の行動や考えに反映することができるのに対し、

見越せない人は今自分がやるべきことしか考えられず、

周りの状況や思いまでは考えることができません。

4.人の立場に立てない人

人からされて嬉しいこと、感謝することって意外と多いものですよね。

自分がそう感じることができるのは、相手が自分のためを思ってしてくれていることであり、

気を利かせてくれていると捉えることができます。

一方、人の立場になって考えることができない人は、

相手がどうされたら嬉しく感じるのか、感謝してくれるのかを考えません。

「自分がこういうことを言ったら傷つくだろうな」「こういう行動をしたら、自分だったら嬉しいな」と、

相手の立場になって考えないために、気が利かない人になっていることもあります。

自分で「私は気が利かない人かもしれない」と思う点があった時は、

まず相手の立場になって考えてあげることから始めてみると、徐々に気が利く人へと変わっていけるでしょう。

気が利く人は、周りからの信頼も厚く、人が集まってきやすい人と言えます。

その反面、気が利かない人は、周りからイライラされたり、注意を受けたり、

時に距離を置かれてしまう存在になってしまうこともあります。

「気が利かないな」と言われたことが一度でもあれば、自分の行動や考えを改め、

一人の社会人として気が利く人間になれるよう努力していきたいものですね。