鼻つまみ者と思われてしまう人の特徴とは

最終更新日:2017年7月27日

まわりの人からひどく嫌われ、避けられ、

疎まれてしまう人のことを「鼻つまみ者」と呼ぶことがあります。

鼻つまみ者とは具体的にどういう人を指すのか、その特徴を見ていくことにしましょう。

1.人から金品を借りて返そうとしない

鼻つまみ者の特徴としてまずあげられるのが、「人からお金や物をよく借りる」ということでしょう。

例えば、職場の同僚たち数人で昼食に行ったとします。

食事が終わってお会計という時になると、「今、手持ちがないから、悪いけど立て替えておいてくれる?」と頼みます。

ランチ代ぐらいのことですから、頼まれた同僚は代金を貸すことになるでしょう。

貸した方は「すぐに返してくれるもの」と思っていますが、その後、いっこうに返そうとしません。

貸した同僚が「わずかな金額なので、催促もしづらい」と思って黙っていると、結局そのままになってしまいます。

ポイントは、大きな金額ではないということ。

そのため、貸した方が催促しづらくなるわけです。

そういうことが一度ならずあり、複数の人にお金や物を借りて、

それっきりにしてしまうというのが、鼻つまみ者と呼ばれる人の特徴の一つです。

2.人に責任転嫁をする

何かミスをしたり、自分のしたことで人に迷惑をかけた時、それを認めて謝ることをしないというのも、鼻つまみ者の特徴です。

そういうシーンでは必ずと言っていいほど言い訳をします。

言い訳をすることは、鼻つまみ者でなくてもすることがあるでしょう。

鼻つまみ者は、単なる言い訳にとどまらず、すぐに他の人のせいにしたがるのです。

多くの場合、人のせいにするターゲットは「その場にいない人」です。

例えば、仕事でミスをした場合、たまたまその日、病気で休んでいる人の名前をあげて、

その人のせいでこんなミスをすることになってしまったというような説明をします。

こういうことが複数回あると、職場の同僚たちは、「自分もいない時に自分のせいにされているのかもしれない」と思い、

敬遠するようになるわけです。

すぐに責任転嫁をすること、これが鼻つまみ者の特徴ということになるでしょう。

3.人の陰口、告げ口をよく言う

その人のいない所で、その人に責任転嫁するばかりではありません。

その人のいない所で陰口を言うというのも、鼻つまみ者の特徴の一つです。

人の悪口を、その人がいない所で口にするわけですが、単なる悪口だけではなく、

「あの人があなたのことをこう言ってた」という言い方をすることがしばしばあります。

その場合「こう言ってた」という話の内容は、ほぼ100%ネガティブなものです。

例えば、Aさんに対し「Bさんが、あなたのことを「服のセンスがおかしい」と言ってたよ」というような言い方をするわけです。

そう告げ口をされた人は、「この人はBさんと話をする時には、

「Aさんがあなたのことを「センスがない」って言ってたよ」と告げ口するにちがいない」と想像するに違いありません。

そして、実際にそのような告げ口をあちこちでするため、そのことが多くの人に知られるようになり、

結果周囲からひどく嫌われるようになります。

4.TPOをわきまえずマナー違反の言動をする

いっしょにいる人を恥ずかしい気持ちにさせてしまうというのも、鼻つまみ者の特徴でしょう。

例えば、静かにしているべき場所やシーンで、大きな声で話したり、

声を上げて笑ったりする人がいっしょにいれば、こちらまで恥をかくことになってしまいます。

しかも、そういう人は無神経ですから、恥をかいたことを自覚しません。

つまり、TPOをわきまえないマナー違反の言動をした本人は恥かしい思いをせず、

いっしょにいる人だけが恥ずかしい思いをすることになります。

そんなことが一度でもあれば、「もうこんな人といっしょに行動したくない」と思い、敬遠するようになるのは当然のことでしょう。

いかがでしたか。

「あの人にはできるだけ近づきたくない」と周囲から思われてしまう鼻つまみ者について、

どんな特徴があるのか、主なものを4種類紹介しました。

自分では気が付かないうちにそう思われているケースも少なくありません。

参考になさって下さい。