シラを切る人の卑怯な特徴4個

最終更新日:2017年5月10日

人から責められた時、すなおに非を認めず、「知らない」「やってない」

「自分の責任ではない」と言い張る人、ウソをつきとおそうとする人がいます。

そのように知らないふりをすることを「シラを切る」と言いますが、

では、シラを切る人にはどんな特徴があるのでしょうか。

1.自己防衛本能が強い

シラを切る人の特徴として、まずあげられるのが自己防衛本能の強さでしょう。

人間には誰しも自分を守ろうとする本能がありますが、

人からどう責められてもウソをつきとおす人は、特にその本能が強いのです。

自分に非があることはもちろんわかっていますが、それを認めてしまうと自分に傷がつくように感じているのです。

実際には、ウソをついていることは相手に悟られていることが多く、相手から人間性を疑われていると考えていいでしょう。

つまり、人間的評価にすでに大きな傷がついてしまっているわけですが、

その事には思いが至らず、とにかく非を認めさえしなければ、

自分に傷がつくことはないと考えているのが、シラを切る人の心理的特徴です。

傷つきたくないという気持ちが人一倍強いのですから、

「臆病で怖がり」という心理的特徴もあると考えていいでしょう。

2.幼児性が強い

シラを切る人は多くの場合論理的に破たんしています。

相手から証拠を突き付けられ、論理的に責められても、

相手の言っていることが正しいのですから、理性的に反論することはできません。

にもかかわらず、とにかく「知らない、やってない」と言い張るのがシラを切る人です。

そんなことが通用するはずはありませんが、にもかかわらずとにかくシラを切りとおそうとするのは、

幼児性が強いためと考えていいでしょう。

理屈などまったく無視して、言い張りさえすればそれで通ると考えるのは、まさに駄々っ子と同じです。

子どもが理屈で説明したり反論したりすることなく、ただひたすら我を押し通そうとするように、

言い張ることで自分を押し通そうとするのが、シラを切る人の特徴の一つということになるでしょう。

つまり、シラを切る人には幼児性が強いという特徴があります。

3.とにかくその場をしのぎたい

シラを切る人は、相手の言うことや指摘していることが正しいことを十分にわかっています。

しかし、それを認めないで潔白を主張し続けるのですから、

精神的にかなり辛い状態にあると考えていいでしょう。

つまり、心理的に追い込まれているわけです。

ですから、その頭の中には「とにかく、この場をしのぎたい。

なんとかしのいで、一刻も早くこのピンチを逃れたい」という思いでいっぱいになっているに違いありません。

そのため、先のことを考えるように余裕はなく、とにかくその場をしのぐことに専念しているのが、

シラを切る人の心理的特徴です。

4.闘争心をかきたてられている

シラを切っている人が、急に逆切れするということがよくあるでしょう。

例えば、妻に浮気を疑われ、証拠を突き付けられた夫が、突然逆切れし、

「そんなに信じられないのか」と声を荒らげるということがあります。

その場合、妻に責められた夫の頭の中に、「認めたら負け」という意識があると考えていいでしょう。

責められることによって、「負けたくない」という意識が生まれ、

そのため強く出て、逆襲しようとしているわけです。

つまり、シラを切る人にとって大切なのは「正否」ではなく「勝ち負け」です。

責める相手に対し、負けたくないという意識が生まれ、闘争心をかきたてられているというのが、

シラを切る人の心理的特徴の一つということになるでしょう。

シラを切る人について、ここでは主に心理面に注目して4つの特徴を紹介しました。

どこにでもいるシラを切る人の心の中を知るための参考になさってください。