恥さらしだと思われてしまう人の特徴とは

最終更新日:2017年7月28日

控えめな態度を取っていれば目立たないはずなのに、

どういうわけか恥をさらしてしまう人の特徴についてご紹介します。

1.人と会話するのが好きで物怖じしない性格

人見知りな人というのは他人との接触を避ける傾向にありますから、

どんなに物事を知らなくても常識はずれな行動を取っていても、

恥をさらすという機械自体が少ないですから恥さらしになる事もあまりありません。

ところが、人と会話をするのが好きな人というのは自分が知らない事柄であっても、

他人の会話に首を突っ込んで同調しようとしたり会話を広げようとしますので、

ついついボロが出てしまい、結果的に恥をさらしてしまいます。

物怖じしない性格であればなおさらのこと「この会話の中身って私の知らない事かもしれない」などと考える前に、

話の輪に入ってしまいますから、どんなに話の論点が人とずれていてもそこを気にする事無く突っ走ってしまう傾向にあります。

会話がどんどん進んでいくに連れて終着点が見えなくなることもあるでしょう。

周りの人からすれば「この人はいったい何が言いたいのだろう」と疑問に思ってしまいますが、

そう思われている事すら気付かないのでその段階で恥を上塗りしている事にもなってしまいます。

2.知ったかぶりで自信家

人から何か聞かれた時に「わからない」とか「知らない」と言う返事をするのが嫌いだという人がいます。

なんだか自分に負けてしまったような気がして素直に答える事が出来ないのです。

自分に自信を持っていますので自分だけでなく他人に弱みを見せるのも嫌いな性格と言えます。

そういった性格が知ったかぶりにつながって、知らない事でもあたかも知っているように答えてしまったり、

そのような行動を取ってしまったりします。

本当の答えや正しい行動を知っている人からすると間違った事をしているその人はかなり恥ずかしい人に見えてしまいます。

たちの悪い事に本人は自信満々でそのような態度を取っているわけですから、

その場で「その答えは間違っているよ」とか「それは違います」と指摘をしたところで素直に受け入れるわけではありません。

後で「自分は恥をさらしていたのかも」と多少感じるところがあったとしても、

「そんなはずない」と気にも留めませんからその後も改善は期待できず、同じような事を繰り返すことになります。

3.プライドが高いワンマンタイプ

例えば一代で会社を築いたようなワンマン社長に対して、

入ったばかりの新入社員が意見をする事ってなかなか勇気がいることですよね。

けれども、社長の意見や方針が本当に間違っているものであれば、

新入社員であったとしても会社の為には必要な意見ですから異議を唱えるのは適切な事です。

そこでその言葉を素直に受け入れる事が出来る社長であれば、会社も社員も安泰でしょうが、

「自分に意見するなんて」と内容も聞かず突っぱねてしまうような社長であれば、

間違った方針の下会社は立ち行かなくなってしまい、社員も路頭に迷ってしまうでしょう。

プライドの高さが邪魔をして、正しい判断が出来ないまま間違った道を突き進んでしまっては、

恥をさらして経営し続けているのも同じ事です。

自分がどんなに正しいと思っていても、謙虚に人の意見に耳を傾けることが出来る人は人前で恥をかく前に助け舟がやってきます。

恥をかく前に周囲の人からの意見によって軌道修正が出来るので、

逆に知識や考え方に幅広い解釈を持つことが出来、堅実で正しい結果を導く事が出来るでしょう。

恥をさらすのは若いうちに

何も人前で恥をさらす事が悪い事だとは言い切れません。

まだ年齢的に若い人であれば、恥をかく事で周りから指摘されて、正しい答えや考え方、行動を学ぶ事ができます。

周りの人たちも「まだ若いから仕方ない」と思えますし、快く許してもらえることは多いでしょう。

しかしながら、年齢を重ねてから人前で恥をさらす事は若い頃とは状況が違いますよね。

その場で周りの意見を受け入れて素直に正す事が出来れば逆に評価も高まるかと思いますが、

下手に人生経験を積んでしまってプライドも高くなっている分、

年を取ってからでは人の意見に耳を傾けることが難しくなって恥の上塗りをしてしまうことにもなりかねないと言えるのです。