目に余る行動を取る人の心理とは。なぜ度を越した行動をとるのか

最終更新日:2017年7月27日

久しぶりの友達と会うタイミングでハメを外す事は誰でもありますが、

度を越して目に余る行動を取ってしまう人の特徴をご紹介します。

1.目立ちたい意識が強く常に注目されたいと思っている

例年の成人式がよい例ですが、門出としての式典である成人式で、

ハメを外して目に余る行動を取る新成人というのは、周りの人からの注目を浴びたい気持ちが強く、

そういったニュースが取り上げられているからこそ余計に、

自分もそれに便乗して目立ちたいといった気持ちが少なからずある人だと言えるでしょう。

成人式のような大勢の前ではないにしても、誰かたった一人に対してであっても、

自分に注目して欲しいといった気持ちが強ければ幼い子供が駄々をこねるように、

人目をはばからず目に余る行動を取ってしまう事があるでしょう。

そのような行動を取っている本人はその瞬間、

自分が他の人と比べて迷惑がられているかもしれないという意識はないかも知れません。

けれども、引っ込み思案で大人しく出来るだけ人目につくのは避けたいと常日頃思っている人というのは、

目に余る行動を取る事などないでしょう。

目に余る行動を取る人というのは基本的に常識の枠が人よりずれた所にあります。

周りの人と同じように行動しようという意識が弱く人と違っても大してダメージだと感じない人であると言えるでしょう。

2.楽しい気分をとことん満喫したいと思っている

友達同士で楽しいお酒を飲んでいたり、久しぶりに会う友人と積もる話をしていたり、

そういった時間というのはあっという間に過ぎてしまうものですよね。

楽しい気分で過ごしているその瞬間を思い切り満喫したいという思いが強くなってしまうと、

ついつい他人から見て目に余る行動を取ってしまう事もあるでしょう。

平静では全くそんなことを思っていなかったとしても、楽しい気分をもっと持続させたい、

この機会に思い切り楽しんでおきたいという気持ちが強くなると、

自分でも信じられないくらい目に余る行動を結果的に取ってしまう人がいます。

そういった人は普通は平凡で他人に迷惑をかけるような人ではないかもしれませんが、

ここぞという時には楽しみたい欲求が爆発してしまい、つい行動が派手になってしまいます。

けれども根は真面目であったり常識のある人である事が多いですから、

冷静になって我に帰った時に「自分はなんて恥ずかしい事をしてしまったんだろう」と猛省する事が出来るのも、

このタイプの人の特徴だと言って良いでしょう。

3.周りの環境に甘えてしまい注意される事に慣れ過ぎている

子供の頃クラスに1人は先生のいうことを聞かずに授業中でも立ち上がっていたりお喋りをやめない子供がいましたよね。

そういった子供は何度か注意されても聞かず、注意される事が当たり前の日課になっているのです。

そのような子供と同じように、常日頃の行いに対して注意される事が多いにもかかわらず、

その事を真剣に受け止めて反省する事が出来ない人というのは、

その行動がエスカレートしてしまって目に余る行動を取ってしまう事があります。

ある日突然人から見て迷惑だと思える行動を取るようになるのではなく、

常日頃から行ってきた事の延長線上に起こった行為ですから、

少々そのことに対して他人が注意したり怒ったりしたところでなんとも思わないのが特徴です。

こういったタイプはとてもたちが悪く、何度注意してみても注意した相手の事を「また同じ事言ってるよ」と軽くあしらって終わります。

自分が他の人よりも他人に迷惑をかけているという意識が低く、改善するのにはかなりの時間を要すると言えるでしょう。

注意されるのを待っているという人もいる

大勢の人から見て目に余る行動を取る人というのは、

他の人からかなりの大目玉を食らったりしてしぶしぶ行動を戒めるという事が多いと思います。

注意されたり怒られたりすることで反省する事が出来れば良いですが、まれに注意される事を喜んで待っている人もいるから厄介です。

基本的に注意されるのを待っている人は心の寂しい人だという事が出来るでしょう。

どんな些細な事でもいいから自分が注目されて、

自分の為に時間を使ってくれるという事が嬉しくて仕方が無い人だという事が出来るでしょう。