仕事が怖いと感じてしまう人の特徴3個

最終更新日:2017年3月5日

生きていくためには仕事をしなければならないと誰もがわかってはいることですが、

本当に楽しんで仕事をしているという人はあまりいないのではないでしょうか。

大抵の人は「仕事に行きたくない」と思いながら仕方なく行っていますよね。

しかし、ただ単に「仕事が嫌だ」と思うのではなく、中には仕事をすることに恐怖感を持ってしまっている人もいるのです。

今回はそんな「仕事が怖いと感じてしまう人の特徴」をご紹介します。

1.いじめられた経験がある

残念なことに、どんな場所にもいじめは存在し、職場という大人の世界でもいじめに悩んでいる人がいるのです。

現在勤めている職場でいじめにあい、毎日出勤するのが怖いと思っている人もいるでしょう。

ただでさえ仕事をするということは責任があり人間関係も難しいものであるのに、

いじめの被害にもあうというのは想像以上に耐えがたいことなのではないでしょうか。

また、いじめに耐えられず退職をしてその職場からは解放されたとしても、次の仕事を探さなくてはならず、

その時にまたいじめられた記憶がよみがえり、新しい職場へ踏み込むことが怖くなってしまうことも少なくないでしょう。

中には、そこから前に進むことができず、やってみたい職種があったとしても、

いざ問い合わせの電話をする場面になったとき「怖くて電話を掛けられない」といった人もいます。

また、せっかく電話ができたとしても、「その後の面接が怖くなってドタキャンしてしまった」という人もいて、

ますます社会に出ることが怖くなってしまうようです。

周りからすると「どんなに辛くても仕事をするのが当たり前」といった考えが一般的なため、

なかなか次の仕事に踏み込めないでいることを「社会から逃げている」と思ってしまいがちですが、

いじめを経験した本人にとっては、自分でも「このままではいけない」とわかっていながらもどうすることもできず、

深刻に悩んでいるのです。

2.物覚えが悪い

仕事をする上で、最初は誰しもが初めての経験でわからないことや失敗をしてしまうこともあるものですが、

大体の人は経験を積むにつれ、仕事を覚えていき失敗も少なくなりますよね。

ところが、中には何度経験しても失敗を繰り返したり、

他の人が理解できることを一人だけ理解できずに作業に時間がかかってしまうなど、

周りの足を引っ張ってしまう人がいるものです。

最初のうちは大抵の人が親切に説明してくれても、何度も同じ失敗を繰り返すことによってだんだん周りの態度が冷たくなり、

物覚えが悪いせいで人間関係に大きなヒビが入ってしまうことも少なくありません。

そのため、「仕事でまたミスをして周りに不快な思いをさせてしまうのではないか」と仕事をすることに恐怖心を抱いてしまいます。

一度恐怖心を抱いてしまうと、緊張感から普段しないようなミスまで連発してしまい、さらに悪循環になります。

このようなタイプの人は、どこへ行っても物覚えが悪いため、たとえ転職したとしても同じ悩みに苦しんでしまうことが多くなります。

3.内向的である

「職場はお金を稼ぐところ」とはいっても、そこに関わってくるのが人間関係ですよね。

誰とも関わらす黙々と一人で作業ができる仕事はほとんどなく、どんな職種にもある程度の人間関係は必要なものです。

しかし、性格が内向的な人は、職場の人とうまく会話をすることができません。

本人なりに周りに溶け込もうと思っていても、どうしても会話が続かなかったり自分から話しかけることが出来なかったりと、

孤立してしまいがちです。

そのため、仕事で何か聞きたいことがあったりトラブルに見舞われても、周りの人とコミュニケーションが取れないため、

ミスが出たり捗りが悪いなどの影響が出るのです。

また、職場は仕事をするだけでなく、昼食時間などの休憩時間もありますよね。

内向的な人にとって、そのような時間は、仕事をする時間よりもさらに苦痛であることも少なくないのです。

みんなが楽しく話をしている片隅で、ひとりポツンと昼食をとらなければならない時間は辛いものがありますよね。

いじめにあっているわけではなくても、職場の人と打ち解けられないというのは本人にとって大きな悩みといえるでしょう。

「楽をしたい」とか「面倒くさい」といったような怠けからの気持ちで働きたくないというのとは違い、

仕事が怖いと感じている人は予想以上に深刻な悩みを抱えています。

こうしてみると、真面目で不器用なタイプが多く、本人は一生懸命に働きたいと思っていても社会にうまく溶け込めず、

将来を悲観的に考えてしまう人も少なくません。

このようなことがキッカケで、最近よく耳にする「引きこもり」になってしまうこともあり、深刻な問題であると言っていいでしょう。