「オタクがモテない理由は?」と聞かれて、「ルックスに問題があるから」と答える人もいるでしょう。
しかし、魅力的なルックスのオタクな人もたくさんいることは言うまでもありません。
外見的にはいかにもモテそうなのに、実際にはぜんぜんモテないというケースも多いのです。
ここでは、ルックス以外の「オタクがモテない理由」を見ていくことにしましょう。
【特徴・方法】
1.自分の好きなことにしか興味がないため、人の話を聞かない
オタクの人の大きな特徴の一つが、「自分の好きな世界にしか関心がない」ということです。
アニメにしろアイドルにしろゲームにしろ、自分の興味のあることに対しては、徹底的にハマり、人一倍知識も豊富になります。
しかし、それ以外のことに関しては、ほとんど関心を示しません。
そのため、異性と話す機会があっても、「自分の好きなことの話」ばかりをしたがり、
相手の話す興味のない話はまともに聞こうとしないのです。
よく、聞き上手な人こそ話し上手な人と言われますが、相手の話に耳を傾けないのですから、
聞き上手になりようがないばかりか、会話が会話として成立することもむずかしいでしょう。
相手にしてみれば、「自分の話をまともに聞いてもらえない人」を好きになるはずがないのです。
2.異性と出会ったり接したりする機会が少ない
オタクな人には、自分の趣味や好きなことに費やす時間が極めて多いという特徴があります。
誰しも、好きな趣味にはそれなりの時間を費やすものですが、その割合が、オタクは極端に大きいと言っていいでしょう。
そのため、休日やプライベートの時間はハマっていることにほとんど使ってしまいますから、
異性と出会うチャンスはなかなか生まれません。
同じ趣味を持つ友達はできても、恋愛対象になる異性と接する機会が少ないのが、オタクな人の日常と考えていいでしょう。
出会う機会が少ないのですから、どんなにステキなルックスをしていても、モテるはずがありません。
3.異性の前に出るとあがってしまう
オタクな人は、ようするに「異性馴れ」していません。
接する機会が少ないために、異性の前に出るとあがってしまい、どう接していいのかわからなくなってしまいます。
緊張のために、異性とまともにコミュニケーションを取ることができません。
最初の項目で、「人の話を聞かない」という理由をあげましたが、
例えば、相手に対し一目惚れすれば、その人の話に耳を傾けようとはするでしょう。
しかし、異性馴れしていないオタクな人は、相手の話にどう応じていいのかわからないのです。
まともにコミュニケーションが取れず、その結果、異性から敬遠されてしまうというわけです。
4.異性からの「好きサイン」に気づかない
モテる人の共通点は、「異性からの好きサインに敏感」ということです。
異性が自分に対して好意をもっていることを素早くキャッチして、それに応えることができるからこそ、
多くの異性から愛されると考えていいでしょう。
オタクはその逆です。
恋愛経験が乏しく、異性馴れしていないために、身近にいる異性が「好きサイン」を送ってきても、それに気づきません。
簡単にスルーしてしまうため、好きサインを送った異性は「嫌われているんだ」と勘違いし、遠ざかっていくのです。
5.モテたいという欲求が小さい
人間は「異性からモテたい」と思えば思うほど、自分磨きをし、
異性から魅力的に思われるようになるための努力をするものでしょう。
その努力によって、実際にモテるようになっていくわけです。
オタクな人は、その欲求が小さいのです。
もちろん、「モテたい」という意識はゼロではありません。
しかし、その欲求が小さいため、「モテるための努力」をあまりしないのです。
自分の好きな世界に生きることで充足感を得ているのがオタクな人の共通点ですが、
その充足感が、「モテたい願望」を小さくしてしまっていると考えていいでしょう。
「いや、自分はモテたい願望が強いのに、モテない」という人もいるでしょうが、
その場合でも、実はその欲求が自分で思っているほど強くないケースが少なくありません。
ここでは、オタクがモテない理由について、外見上以外のものを5種類、紹介してきました。
どれも、自分ではなかなか気づきにくい理由ばかりですが、意識することによって、改善できる理由でもあります。
参考になさってください。