デリカシーが無い人の恥ずかしい特徴5個

最終更新日:2017年7月27日

どんな社会にも、組織にも、グループにも、かなり高い確率でデリカシーのない人が存在します。

そんな人と関わることによって、不快な思いをしている人は少なくないはずです。

今回はそんなデリカシーのない人の特徴についてご紹介します。

1.デリカシーがないという自覚は皆無

デリカシーのない人の個々の特徴については、次の項目から説明していきますが、

その前に、デリカシーのない人の決定的な特徴、100%共通する困った特徴をご紹介しておきます。

それは「自分がデリカシーがないとは夢にも思っていない」ということです。

「そもそもデリカシーって何?」という、論外なタイプの人もいれば、

「自分はデリカシーがある」と思い込んでいる勘違いケースもありますが、共通しているのは「デリカシーのなさに無自覚」ということです。

自覚がないのですから、当然、それを改めようという意識を持つことはありえません。

ですから、デリカシーのない人は、ほとんど場合、一生そのままであり続けるのです。

2.不用意で、相手を傷つける発言が多い

「デリカシーのない人」として、多くの人がイメージするのが、「不用意で相手を傷つける発言」でしょう。

実際に、デリカシーのない人の特徴の筆頭に挙げられるのが、その点です。

悪気はないというのが、大きな共通点。

自分の頭に浮かんだこと、感じたこと、思いついたことを、相手がそれを聞いたらどう思うか、

どう感じるかを全く考慮しないまま、不用意に口にしてしまうのが、デリカシーのない人の際立った特徴と言っていいでしょう。

悪気がないというのが困ったポイントで、そのため、反省をすることがありません。

3.自分の価値観、人生観を人に押し付ける

そうした不用意な発言の内容として多いのが、価値観や人生観に関するものです。

例えば「結婚しないの?」とか「子どもは作らないの?」、「そんなことしてて、将来不安にならない?」、

「いつまでも賃貸に住むつもりなの?」というように、相手の人生に直接関連するテーマに、ずかずか足を踏み入れてきます。

そして、「持ち家をもってこそ一人前」とか「子どもを設けるのは人間として当然の務め」というような、自分の人生観を押し付けようとします。

お気づきかもしれません。

政治家の問題発言は、こうしたデリカシーの欠如からなされることが大変に多いのです。

保守的で古い価値観にとらわれているケースがほとんどです。

嫁姑の相克も、主に姑側のこうした価値観の押し付けに由来することが多いと考えていいでしょう。

4.人の家に平気で長居する

ちょっと違う種類の特徴を紹介しておきましょう。

それは、「人の迷惑を考えず、平気で人の家に長居する」ということです。

人の家を訪問して、中に上がったとき、デリカシーのある人は「いつ帰ろうか。どんなタイミングで帰れば、相手に迷惑をかけないですむか」を

考えるものです。

しかし、デリカシーのない人に、そういう発想はありません。

自分が「居心地がいい」と感じると、いつまでも長居してしまいます。

相手もデリカシーのない人であれば、直接口に出して、「もう帰ってくれない?」と促すでしょうが、そういうケースは稀です。

相手は「早く帰ってくれないかな」と思っているのに、まったくその気持ちを推し量ることができず、

延々と長居するのが、デリカシーのない人です。

5.根拠のない自信家で、自慢話ばかりする

デリカシーのない人には、自信家という側面もあります。

先ほど紹介した自分の価値観の押し付けも、自信があるために表れる特徴と考えていいでしょう。

その自信には客観的な裏付けがないことがほとんどです。

「人に対してデリカシーがないだけではなく、自分に対しても同様なために、根拠のない自信を持つことができる」

と言い換えることができるでしょう。

しかも、例によって、本人にはその自覚がありません。

そして、その自信に基づいて、滔々と自慢話をしてしまいます。

会話をするとき、相手の話を聞こうという姿勢はなく、とにかく自分の話をしたい、

それもできるだけ自慢話をしたいと思うのが、デリカシーのない人の、会話に関する特徴ということになるでしょう。

デリカシーのない人の困った特徴について5個ご紹介しました。

デリカシーのない人と付きあえばどうしてもストレスを感じるものですが、

このように客観的に観察することによって、受けるストレスを軽減することは可能なはずです。