太りやすい体質の人の特徴7個

最終更新日:2016年12月27日

ダイエットを頑張っても痩せないし少し食べただけで太りやすい。

その原因は太りやすい体質にあります。

では、太りやすい体質の人の特徴はどのようなものなのでしょうか。

またその体質を改善する方法はあるのでしょうか。

具体的にご説明していきます。

1.むくみやすい

むくみは水太りとも呼ばれ、リンパ管で老廃物をうまく排泄出来なくなり、

体に余分な水分が溜まっている状態を言います。

体に余分な水分が溜まっていると、全身の冷えにつながり、代謝が悪化するため、太りやすくなります。

また水分不足になると、体が必要な水分を体内へ溜め込もうとするためむくみが起こりやすくなります。

むくみを改善するには、こまめに水分を摂取する、塩分を控える、定期的にふくらはぎを動かすなどが有効です。

2.冷え性・低体温

冷え性とは血行が悪くなって体が冷たくなる状態を言います。

冷え性により全身の血行が悪くなると基礎代謝が低くなり、太りやすい体質になってしまいます。

低体温とは体の深部体温が35℃以下の状態を言います。

低体温だと内臓温度も下がってしまいます。

内臓温度が1度下がると、基礎代謝は約12%も下がると言われています。

冷え性や低体温を改善するには、冷たい物を摂りすぎない、入浴時は湯船に浸かる、

夏場にエアコンをかけすぎないなどが有効です。

3.筋肉量が少ない

筋肉量は生活活動代謝と密接に関わっています。

生活活動代謝とは、仕事や家事、運動などの日常生活の活動の中で消費されるエネルギーのことで、

代謝全体の約2割を占めています。

筋肉量が少ないと生活活動代謝量も減ってしまいます。

筋肉量は普段運動をしていないと少しずつ減少していきます。

また無理なダイエットなどで食事制限をしたりすると筋肉量がさらに減り

、ますます太りやすい体質になってしまいます。

日常生活で筋肉量を維持するには、エレベーターではなく階段を使用する、

一駅歩く、移動は車ではなく徒歩や自転車にするなどが有効です。

4.炭水化物が好き

炭水化物はインスリンの働きで糖質として筋肉や肝臓に貯えられ消費されます。

炭水化物を多量に食べるとインスリンが大量に分泌され、血糖値が急激に上昇します。

筋肉や肝臓の貯えがいっぱいになると、残りの糖質は脂肪細胞に貯えられてしまいます。

よって炭水化物が好きで沢山食べる人は太りやすくなります。

炭水化物を食べる際には食べすぎに注意し、

食べる際には低IG食品(食べた時に血糖値が上がりにくい食品)を選択するのが有効です。

(うどん⇒蕎麦、白米⇒玄米、じゃがいも⇒サツマイモ)

5.おしっこの回数が少ない

おしっこに行く回数が少なく、1日平均7回以下の人は水分代謝が悪い状態になっています。

水分代謝が悪いと、基礎代謝も落ちている為痩せにくい身体になってしまいます。

おしっこの回数を増やすには、こまめに水分を摂取することが有効です。

その際にはジュースなどではなく、水を摂取することが大切です。

6.便秘がち

便秘になると体内の老廃物がうまく排泄されない状態になります。

すると腸の消化と吸収の働きが弱まり、基礎代謝が低くなって太りやすくなります。

便秘を改善するには、朝一番にコップ一杯の水を飲む、食物繊維の多い食べ物を食べる、

決まった時間にトイレに行くなどが有効です。

7.早食い

早食いをすると血糖値が急激に上昇する為、吸収されない糖質が肥満細胞に蓄積されてしまいます。

また満腹中枢は食事を始めてから15分~20分以上経たないと働かないと言われています。

その間は満腹感を感じにくく、沢山食べ過ぎてしまうことによって太りやすくなってしまいます。

早食いを防ぐには、よく噛んで食べる、食事時間を長くとる、小さいスプーンを使用するなどが有効です。

ここまで、太りやすい体質の人の特徴と改善方法についてご紹介しました。

共通していることは、太りやすい人は代謝能力が低い為に起こるトラブルを多くかかえているということです。

代謝能力が上がれば、太りにくくなるだけでなく、冷え性やむくみ、便秘などのトラブルも改善することが出来ます。

代謝能力を上げて、太りにくい体質を目指しましょう。