「この人ちょっと図々しいかも?」と思う人って、あなたの周りにも1人や2人いるでしょう。
どういった人が図々しいのか、その特徴を5つご紹介します。
自身も「図々しい人」になってしまわないように、反面教師にしましょう。
1.会話の中で相手を見下す発言がある
会社の同僚や友人と話していて、何だか発言に棘がある、
見下すような発言をする人は図々しい人と言えます。
そうやって「自分よりもこの人は下」だと見ているからこそ、そんな発言が出来るのです。
こういった人は最初は腰が低い、というパターンが多いのですが、
どこか見下せるポイントが1つでもあれば、すぐに態度を変える事があります。
もしも何だか最初よりも態度が違うなと、思ったら十分注意しておきましょう。
そして見下すような発言をしてきた相手には、あまり関わらないようにすると、
相手もそれを敏感に察知してこちらに構ってこなくなるでしょう。
2.人の物を欲しがる
例えば仲の良い友人同士で食事へ出掛けて、
お互い違うメニューを頼んだ時に「ちょっと食べてみる?」とシェアする事はあります。
しかし図々しい人はこちらの食事を貰っただけで自分の物は人に分けなかったり、
「ちょっと頂戴」と言いつつ、がっつり量を持っていきます。
もしくはこちらの持ち物を「いいな~」とあわよくば貰えるまで言い続けたりする人も、
図々しい人と言えるでしょう。
ブランドのバッグやノーブランドの小物といった物に関係なく、
人の持っている物だからこそ欲しい、と思う事からそういった発言が出ているのです。
親しき仲にも礼儀あり、そういった図々しい人にはこちらもどんどん「そっちの物も頂戴」と言ってみましょう。
すると「この人といると私の持ち物も分け与えなくてはならない」と思って、
その内欲しいとは言わなくなってきます。
3.自分に都合の悪い事は忘れてしまう
遅刻をした、仕事でミスをした、相手に迷惑をかけた、誰かを傷つける発言をした、
これらの自分に都合が良い事を、すっぱり記憶から消し去ってしまいます。
ですからこちらが幾ら相手に対して怒りや嘆き、
悲しみといったマイナスの気持ちを持っていたとしても、相手は「何の事?」とケロッとしています。
もしくは自分の都合が良いように記憶を改ざんしている図々しさを持つ人もいます。
そういった人の場合は、こちらがあの時はああだった、
こうだったと言う度に「違うよ、あの時はあれがこうで」と自分の都合の良い記憶を押し付けてくるのです。
こういう図々しさを持つ人は口が上手い場合が多いので、
気を付けておかないと他の人にも自分に都合の良い出来事を言いふらす場合があります。
4.奢ってもらうのが当たり前、と思っている
食事へ行くにしても会社の飲み会があるにしても、
「自分は奢ってもらって当然」と思ってお金を出し渋る人です。
所謂、ケチな人に当たるのですが、こういったお金に対して図々しい人は、
幾ら言ってものらりくらりと自分からお金を出す事を渋ります。
皆でワリカンという時でさえも財布を出そうとしない、一緒に食事へ行った時にもお金を出そうとしない人、
奢ってもらってもお礼もない人は相当図々しいと言えるでしょう。
こういった人と付き合う場合は、図々しい人が頭が上がらない立場の人も誘うと、
すんなりとはいかないものの自分の分のお金は払わせる事が出来ます。
5.自分の都合が一番の人
友人と遊ぶ約束をする際にこちらが「1日と2日はダメで、3日ならいける」と言ったとしましょう。
その時に相手が「3日じゃないと都合が悪い、
どうしても3日に行きたいから何とか都合をつけて」といったような発言をする場合です。
相手の都合よりもとにかく自分の都合が優先、
相手がどんなに都合が悪くても自分に合わせてくれるべきだといった心理ですね。
もしくは会社でもこちらが大切な用事で5日~6日に休みを取ろうとした時に、
「その日は私が休みたいから出勤してくれ」と言ってきたとしましょう。
幾ら説明しても「でも私は5~6日がいいんだ」という人は、
相手がどれだけ都合が悪くても、自分には関係ないといった態度です。
こういった場合は説明してもダメな時は、相手と会うのをやめておくか、
会社側から休みを決定してもらうといいでしょう。
図々しい人はどこにでもいます。
この人結構ぐいぐい来る人だな、人懐っこい性格なのかなと思っていても、
付き合っていく内に図々しい人にシフトチェンジする場合もあります。
図々しい人は、こちらが言う事を聞けば聞く程にどんどんエスカレートしてしまいますから、
あまり相手にしない、という事が一番の解決策です。