足の臭いが気になると、誰かの家に呼ばれたり飲み会の席で靴を脱がないといけな時に、
周りに気づかれないのではないかと困りますよね。
自分が汗っかきなのが原因で臭くなるのでどうすることもできないと思っていませんか。
本来は、汗は無臭なんだそうです。
では、足が臭い人と臭くない人の差はどこにあるのでしょうか。
足が臭い人には、4つの特徴が見られます。
1.同じ靴ばかり履いている
汗自体には臭いがないのに足が臭くなってしまうのは、足や靴に潜む細菌が増えることが原因です。
臭いの元となる細菌を増やさないためには、靴を乾燥させることが大事です。
毎日同じ靴ばかり履いていると、靴の中の汗は乾くことがなくどんどん細菌が増えていってしまいます。
靴は何足か持っていて、一度履いた靴は乾かしてから使用すれば良いでしょう。
また、靴下を履かないで素足に靴を履いたり、ストッキングを履いて靴を履くと足が蒸れて菌が増殖しやすくなります。
足の臭い人は、誤った靴の履き方をしている人が多いのです。
2.偏った食事をしている
一見、足の臭いと食べ物は何の関係もないように思えますが、足の臭いは食生活によっても違ってきます。
肉食動物の肉には臭みがあるように、肉ばかりの偏った食生活をしていると足が臭くなってしまいます。
欧米人に体臭が強い人が多いのも食生活によるものが大きいです。
肉類中心の食生活になると、腸内で消化できなかった食べ物が腐敗して臭いが発生し、汗の成分として排出されるのです。
汗の臭いを改善したいのであれば、緑黄色野菜などをしっかりと食べバランスの良い食生活にして腸の動きを活発にさせて、
体内で臭いの成分をしっかりと分解できるように促す必要があります。
3.面倒臭がり
足が臭い人は、面倒臭がりの人も多いです。
同じ靴ばかり毎日履き続けるのも面倒臭がりからきているかもしれません。
大雑把な性格で、足の洗い方も適当になっているかもしれません。
足に付着した菌が繁殖しないように丁寧に足を毎日洗わなければなりません。
爪の中に溜まりやすい垢は色が白いものもあるので、汚れだと気づかずに放置している場合もあります。
爪ブラシを使って爪の中も洗うと効果的でしょう。
また、洗い終わったら、しっかりと水分を拭き取ることも重要です。
水分を放置しておくとせっかく丁寧に洗ってもまた雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
爪をこまめに切ることも大切です。
4.あがり症・心配性
緊張すると手のひらに汗をびっしょりとかきますが、同様に足も汗をかいています。
手のひらと足の裏は構造がとても似ているのです。
緊張しやすい人や心配性でストレスを感じやすい人は、汗をかきやすいので靴の中が蒸れやすくなってしまいます。
手のひらや足の裏に汗をかくのは、精神的な理由で発汗した時に限ります。
運動した時や暑い時には、足の甲から発汗して体温を調節します。
緊張して汗をかきやすい人は、手汗に汗をかいて臭いが気になるとさらに緊張して悪循環になるかもしれません。
防臭効果のある靴下を替えに1枚持ち歩いていると安心できるかもしれませんね。
このように、足が臭い人は、同じ靴ばかり履いていたり、食事が偏っていたり、
面倒臭がりだったり、あがり症であったりという特徴があります。
足の臭いが気になるのであれば、このような点を少しずつ改善していけば足の臭いを防ぐことが可能です。
足の細菌が繁殖しないように、足や爪を清潔にすることを心がけ、靴の中が蒸れないようにしてあげることが大切です。
土壇場での対策としては、足や靴用の消臭効果のあるスプレーを携帯しておくのも心強いものです。