そっぽを向かれてしまうと、何か悪いことをしてしまったのではないかと気になります。
ただ、そっぽを向く人の特徴を知っていれば、
必要以上に落ちこむことがなくなり、もっと楽に過ごせるでしょう。
【特徴・方法】
1.人付き合いが苦手なのでつい視線をそらしてしまう
そっぽを向く人の特徴に「人付き合いが苦手」というものがあります。
人と関わるのにプレッシャーを感じてしまい、つい視線をそらしてしまいます。
そっぽを向いてしまうのは、相手とできるだけ接触を避けようという気持ちの表れでもあります。
相手のことが嫌いというわけではないのですが、
他人と話したりするのが苦手な人は、ともかく関わらないようにしようとします。
相手と目が合っても、すぐにパッと別の方向を向いてしまい、話しかけられないようにしています。
本人も、もしかしたらそんな自分に自己嫌悪を感じているかもしれません。
ただ、どうしても人と付き合うのが面倒だったりすると、そっぽを向いてしまいます。
そういう人は、人との関わり合いに慣れていないという特徴を持っているのです。
2.心にやましいことがあるので目を合わすことができない
そっぽを向く人の特徴にあるのが「心にやましいことがある」というものです。
後ろめたい気持ちがあるので、相手の視線を避けようとして、そっぽを向いてしまいます。
「頼まれた仕事がまだ終わっていない」とか「この間約束したのにすっぽかしてしまった」なんてことがあると、
心に罪悪感を感じてしまい、相手と接するのが苦痛になります。
心の中で「悪いなあ」という気持ちがあるのですが、何となく気まずくて、そっぽを向いてしまいます。
本当は、そっぽを向く方がよっぽど失礼になるかもしれません。
それを頭の中では分かっていても、悪いと思う気持ちに負けてしまい、
ついあらぬ方向へ目を向けてしまいます。
やましいことがある人は、そっぽを向いてしまいます。
そういう態度の方がダメだと思っても、気まずい思いにこころが負けてしまうのでしょう。
3.恥ずかしがり屋で「照れ隠し」のためにそっぽを向いている
そっぽを向く人の特徴の一つに、恥ずかしがり屋さんという特徴があります。
シャイなところがあり、そのため「照れ隠し」としてそっぽを向いてしまいます。
恥ずかしがり屋な人というのは、何を話しているわけでもないのに、
何だか照れてしまって、視線をそらしてしまうことがあります。
そっぽを向かれてしまうと、こちらは「嫌われたのではないか」と、
ブルーな気持ちになってしまいますが、むしろその逆です。
相手に好意を持っているからこそ、目を合わせることができなくなったり、
顔を別の方向へ向けてしまいます。
恥ずかしがり屋という人は、そっぽを向いて恥ずかしい気持ちを何とか紛らわそうとしています。
もしそっぽを向かれてしまっても、どことなくこちらを気にしているようなそぶりがあるなら、
きっと照れ隠しでそっぽを向いてしまっているのでしょう。
4.落ち着きがなくて視線をきょろきょろさせてしまう
そっぽを向く人というのは、落ち着きがないという特徴を持っています。
いつもそわそわしていて、視線をきょろきょろと動かしてしまうのでしょう。
落ち着きがないと、自分でも無意識のうちに視線を動かしてしまいます。
相手に対してそっぽを向くつもりはないのですが、他に気になるものがあって、そちらに視線を向けてしまいます。
そしてそれが結果的に「そっぽを向いた」という状態になっているのです。
そっぽを向くつもりがなくても、落ち着きのない人というのは、
視線をあちこちに動かしてしまい、相手に対して目を背けてしまうことがあります。
悪気はないのですが、思わずこちらとしては「あ、そっぽを向かれてしまった」と、少し焦ってしまうのでしょう。
そっぽを向く人が持つ特徴を知っていれば、必要以上に気にしたリ落ち込んだりすることはありません。
「悪気はないんだ」と思えるようになって、上手にスルーすることができるようになるはずです。
そういうところを分かってあげることができれば、もっと良い人間関係を作り上げることができるでしょう。