ちゃんと説明しているはずなのに話が通じていないとイライラしますよね。
他の人ならわかってもらう説明であっても、同じ内容なのに伝わらないこともよくあります。
何が悪いのだろうと話し方を変えたとしても、それで伝わるかどうかはわかりません。
では、このように話が通じない時には、どのような事が影響しているのでしょうか。
今回は、話が通じない人の特徴を紹介していきます。
1.人の話をしっかりと聞いていない
話が通じない人の特徴として、そもそも人の話をしっかりと聞いていません。
ちゃんと聞いていればわかることなのにわかっていない人の多くは、このように人の言うことをきちんと聞いていないのが原因だといえます。
聞いていない理由は様々ではありますが、特に多いのは自分で理解したつもりになっている人です。
話の序盤だけを聞いて、もう理解していると自分のなかで思っているのです。
人の話をしっかりと聞かない人に多いのは、自分が頭がいいと勘違いしていることです。
少し聞いただけでもう大丈夫だと勘違いしているともいえるでしょう。
当然、話の中には最後まで聞かないと理解できないものも多く、序盤だけ聞いたところで完全に理解できるなんてことはまずありえません。
しかしながら、話が通じない人は、自分の能力を過信して人の話を聞いていないのです。
2.自己中心的な考え方をしている
話が通じない人の特徴として、自己中心的な考え方をしています。
このような人は話を聞いてはいるものの、どこか納得ができないと受け入れてくれないのです。
どれだけ事実を説明したり、正しい話をしていたとしても、自己中心的な人にはあまり関係ありません。
自分が正しいと感じるかどうかであり、客観的な事実には興味を示さないのです。
そのため、どれだけ話をしても、納得できないことは頑なに受け入れようとしないために、話が通じない場合がよくあります。
自己中心的な人の難点として、自分の考えを曲げようとしないことです。
人の話を聞く時に大切なのは、自分の意見と異なっても受け入れることであり、違うからといって相手の意見が間違っているなどと判断してはいけません。
しかし、自己中心的な人の考えは、自分と違うものは全て間違いだと考えます。
このような考え方をしていると、自分の意見と違う意見の場合に、話が通じなくなってしまいます。
3.理解力がない
話が通じない人の特徴として、理解力がない人だといえます。
どれだけ説明してもわかってもらえない場合に多く、そもそも理解する力がないのです。
特に論理的な説明が理解できない場面がよく見られ、少し話が複雑になってしまうと、どうしてもその複雑な場面で考えが立ち止まってしまいます。
しかし、説明する側はその事に気づかずに続きを説明してしまうので、最終的には話が伝わっていないという状況を引き起こしてしまいます。
このような場面の解決策としては、難しい言葉を簡単なものに変えてあげることです。
特に専門用語には気をつけるべきであり、その用語のせいで理解できなくなる場面が多くあります。
聞く側の理解力はもちろん必要ではありますが、伝えることができるのは話す側だけです。
相手の理解力に合わせて言葉を選ぶことも、伝えるためには大事だといえるでしょう。
話が通じない場合の多くは、人の意見を聞こうとしていないためです。
相手の意見が間違っていると思う人や、自分の中で答えが出ている人などに多く、相手の話なんて別にどうでもいいと考えています。
このような考え方の人には何を話しても伝わらないことがよくあるので、話が通じない人を見た時は自分が悪いと考えずに、そもそも話を聞くつもりがないのだろうと判断する必要もあります。