人の顔を潰す人は、大人としてのマナーや常識が欠けており、
人や仕事を紹介しても、必ずと言って良いほど大失敗をします。
そして、紹介した人に平気で恥をかかせます。
では、人の顔を潰す人とはどのような人なのでしょうか。
その特徴についてご紹介します。
1.時間や連絡がルーズ
人の顔を潰す人は、時間や連絡がとてもルーズであるということが特徴です。
彼らは、人や仕事を紹介しても、待ち合わせに平気で遅刻してきます。
そのため、彼らを紹介した人は、相手から「とんでもない人を紹介された」と責められてしまうこともしばしばです。
しかし、人の顔を潰す人は、陰で人が恥をかいてく苦労していることなど、気にも留めません。
彼らは、人から連絡をもらっても一向に返信しようとしなかったり、
相手に連絡するべきことをなかなか連絡しなかったりするということも特徴です。
そして、相手から責められた時は、「忘れていました」と一点張りです。
このような行為を悪気なく平気でしてしまうため、信用を失い、
最終的には「この人には大切な人や仕事など紹介できない」と思われてしまうようになります。
2.頼まれた仕事で、期待通りの結果を出すことができない
人の顔を潰す人は、人から仕事を頼まれた時、期待通りの結果を出すことができません。
人から仕事を紹介されたら、紹介してくれた人の顔を潰さないように、
一生懸命結果を出そうとしなくてはなりません。
しかし彼らは、「仕事を紹介してもらった」という立場を忘れており、
中途半端なエネルギーで仕事をするため、良い結果を出すことができません。
仕事を紹介してもらったら、紹介してくれた人の恩に報いようとして、
全力で良い結果を出そうとするのが社会人のあるべき姿です。
しかし、人の顔を潰す人は、その感謝の気持ちがないため、自分に与えられた仕事の重みを理解できません。
そのため、何が何でも良い結果を出そうという意志が生まれないのです。
3.大人として心得ているべきマナーが身に付いていない
身だしなみや言葉遣い、食事のマナーなど、
大人になったら一通り心得ておくべきマナーを身に付けていない人は、
人の顔を潰してしまう傾向が高いと言えます。
マナーを心得ていない人は、一緒にいる人に恥をかかせてしまうからです。
マナーをわきまえていない人を誰かに紹介してしまった時は、紹介した人が恥をかくことになります。
このように、マナーが身に付いていない人は、どんなに性格が良くても、
人の顔を潰して信用をなくしてしまいます。
このタイプの人は、いつまで経っても学生気分が抜けていないと言えます。
学生のうちならば、マナーを知らなくても、笑って許してもらえます。
彼らはその感覚のまま社会人になってしまったため、
マナーをわきまえていないということに対する危機感が薄いのです。
4.お礼や謝罪が素直にできない
社会人になったら、特に徹底しておきたいのが「お礼」と「謝罪」です。
この2つを素直に迅速にできるかどうかで、その人の成熟度がわかると言われています。
しかし、人の顔を潰す人は、これらのことができません。
彼らは、何かしてもらっても、きちんとしたお礼ができないため、
「力になってあげた甲斐がない」と思われてしまいます。
そして最終的には信用を失い、誰も助けてくれなくなります。
素直に謝罪することもできないため、相手の気分を害してしまう傾向があります。
時には、言い訳を並べたり、開き直ってしまったりすることもあります。
そのため、「このような人には、恐くて人や仕事など紹介できない」と考える人が多くなり、
どんどん人が離れていってしまいます。
人の顔を潰す人は、平気で人に恥をかかせてしまう人です。
悪気なく、人の気分を害してしまうことも頻繁にあります。
しかし、社会人になったら、「悪気はなかった」などという言い訳は通用しません。
彼らには、「自分がこのような振る舞いをしたら、相手がどう感じるだろうか」という想像力が欠けています。
そのため、平気でそのような行為をし、人の顔を潰してしまいます。
大人である以上、人の顔を潰さないような行動・言動を心掛け、
信用を失わないように気を引き締めて過ごしたいものです。