緊張感がない人の特徴4個

最終更新日:2017年4月24日

緊張感がない人は、常にふわふわとした浮ついた気持ちで日々を過ごしているため、

いざという時に気を引き締めることができません。

そのため、周りの空気をダラダラしたものに変えてしまいます。

では、緊張感がない人とはどのような人なのでしょうか。

その具体的な特徴をご紹介します。

1.いつも眠そうにしている

緊張感がない人は、いつも眠そうにしているということが大きな特徴です。

人は、集中しなければならない時や危機が迫っている時、一気に気が引き締まるものです。

そのため、どんなにねむ不足の日が続いても、そのような時には一気に眠気が吹き飛んでしまいます。

しかし、緊張感がない人は、どんな状況に立たされても眠そうにしています。

彼らは、常に脳がリラックス状態にあります。

そのため、緊張感に必要な「興奮」のためのスイッチを入れることができません。

その結果、どんな時でも「休憩中」のような気分を引きずってしまい、

二言目には「眠い」という言葉をこぼします。

時には、寝てはいけない時に居眠りをしてしまう場合もあります。

興奮し過ぎや緊張し過ぎも考えものですが、「常にリラックスしている」という状態も、

ダラダラと眠気を引きずる原因になります。

2.同じ間違いを何度も繰り返す

緊張感がない人は、何度注意されても同じ間違いを繰り返すことが特徴です。

そのため、周りの人をイライラさせ、場の空気を悪くしてしまいます。

彼らは集中力が欠けているため、人の話の内容をしっかり把握しながら聞くことができません。

人の話の内容をきちんと理解するためには、相手に集中して向き合わなければなりませんが、

そのためには、ある程度の緊張感が必要です。

その緊張感が彼らにはないため、人の話を聞いても、話の内容がどんどん頭の中から抜けていってしまいます。

その結果、何度指摘されても同じ間違いを繰り返し、

「口だけの謝罪」を繰り返して、信用をなくすようになります。

3.動作や作業のスピードが極端に遅い

緊張感がない人は、動作や作業のスピードが極端に遅いことが特徴です。

常にそのようなスローペースであるため、仕事では周りに迷惑をかけ続けます。

危機的状況に陥っても動きのスピードを上げようとしないので、

逃げ遅れてしまったりして、大ごとになる場合もあります。

彼らは、「自分1人がのんびりしていても、何も問題はないだろう」と常に悠長に構えてしまっています。

自分の動作や作業のスピードが遅いことで生じるデメリットのことは、全く考えていません。

言い換えれば、「危機感がない」と言えます。

自分を甘やかすという状態に慣れきってしまっているため、

動作や作業のスピードを上げることができません。

4.姿勢や表情に締まりがない

緊張感がない人は、顔や体の状態を見るだけでもわかると言われています。

彼らは、体にエネルギーが行き渡っていないため、いつも猫背でだらしなく動いています。

いつもぽーっとしているため、表情にも締まりがありません。

そのため、常にポカンと口を開けているような表情だったり、

どこかヘラヘラした薄笑いを浮かべているような表情だったりすることが特徴です。

緊張感がない人は、「気を引き締めることができない」という習慣が、表情や姿勢にも表れてしまっているのです。

常にふわふわと地に足のつかない精神状態で過ごしているため、

いざという時に「顔や体に力をみなぎらせる」ということができないということが、その要因です。

緊張感がない人は、全身に力をみなぎらせたり、何かに集中することができません。

いつもぽーっとした精神状態で、何に対しても危機感を感じずに過ごしており、

「気を引き締める」「気持ちを張り詰める」ということができないからです。

そのため、同じ間違いを繰り返したり、スピードを要求される場においても、

動作や作業が遅かったりすることが特徴です。

しかし、常にそのようなスローテンポであるため、場合によっては、

思わぬ大事故に繋がったりすることもあります。