日々の生活で、不平不満という感情が出ます。
ただ中には、自分が原因なのに分からないまま、その様な感情になるケースもあります。
今回は不平不満を言う人の特徴をご紹介します。
1.自分の思った通りにことが運ばない
自分がこうして欲しいと望んでいるけど、実際は真逆の方へ事が運んでしまいますと、不平不満を言う人が出てきます。
思っているだけならまだよい方ですが、相手に直接不平不満を感情的に言ってしまいますと、
相手は何のことだか分からずに混乱してしまいます。
ただ多くは自分でこうして欲しいと最後まで伝えないこともあり、最後まで言わなくても相手が分かるだろうと思い込んでしまいます。
とくに親子や兄弟など、関係性において距離が近いほど、その様に思うことが多いです。
人間言われないと分からないこともありますし、親子の間とはいえ、
お互いに自立しますと違う価値観が生まれることもありますが、
中には血が繋がっているから最後まで言わないでも、相手は自分のことを分かっているという勘違いも出てくるのです。
だからといって指摘をしますと逆切れされることもありますので、身近でそういうタイプの人がいると困ってしまいます。
2.理不尽な扱いをされることが多い
これは仕事や学校内だけではなく、家庭内でもよくあることです。
前によくありがちな例えですと、長男が跡継ぎということから他の兄弟は長男の言っていることをすべて聞く。
男兄弟の中に女の子がいれば、家事の手伝いを積極的にやらなくてはならないなど。
男女平等とはいえ、家族や兄弟間で理不尽な扱いをされてしまいますと、どうして自分ばかりと思ってしまいます。
また学校内で人気者やお調子者や成績の良い生徒には、
多少の失敗があっても先生は笑って注意したり励ましたりすることもありますが、
そうでなければ不機嫌になって怒りまかせに叱ってしまいます。
社会の中でも器用な立ち振る舞いをしている同僚と比べて、
雑務が多かったり上司に怒られる回数が多かったりというケースもあります。
この様に、特別な理由はないけど理不尽な扱いをされた時には、自然と不平不満を言ってしまいます。
3.行動を起こさない他力本願な人
何をしても自分から動かなく他人任せにしているのにも関わらず、自分が満足できる結果になっていなかった場合があります。
例えば、合コンや同窓会など大人数で集まる際に、場所や費用や人数集めなど、
事務的なことは幹事に丸投げにしているけど、日程の都合が悪かったり会場が自分の趣味に合っていないなど、
少しでも自分のイメージに反していたことがあれば文句を言ってしまいます。
けど、都合の悪い日や会場をここにして欲しいなど、自分の考えや希望を予め幹事に伝えていないのです。
当然幹事は自分の気持ちは伝わっていなく、段取りが進行していますので、
結果としてイメージ通りにはなっていない状態で参加をしています。
でも、不平不満を言う人は自分は悪いと思わないだけではなく、
言わないでも決める段階で集まる人に訊くでしょうというスタンスなので、
幹事が一番悪いと周囲の人に不平不満の愚痴をこぼしてしまいます。
4.努力をしても報われていない人
自分がどんなに頑張って努力をしても、それが報われないなと感じる時に、
身近で活躍している人がいれば嫉妬をすることもあります。
とくに同じことで競い合っていたりしている場合には、よりその感情が強くなり、不平不満となって感情的になってきます。
これは頑張っているケースは違っていても、中には頑張っている本人が方向性が間違っていたり、
要領よく立ち振る舞っていなかったり、努力してくれる姿を見てくれなかったりと分かってくれないという理由があります。
結局は自分自身で解決しないと不平不満な感情が溜まったままになりますが、
この時は努力が実らなくても別の形で自分に返ってきますので、不平不満なことを言っても時間が解決してくれます。
生活してゆく上で、不平不満なことが感情的となってしまうこともあります。
ただその前に、今までの行動パターンを見直すことによって、人間関係のトラブルを防ぐこともできます。
改善することによって物事が好転し、その様な感情を抱くこともなくなってきます。
そのことから、客観的に自分を見つめ直すことも必要です。