人間関係でストレスを抱えてしまう人の特徴4個

最終更新日:2016年12月9日

現代社会では、人間関係によってストレスを抱えて発散しきれないでいる人が増えています。

ただ人間関係でストレスを抱えてしまう人には、いくつか共通点があり、自身の改善が必要な点もあるものです。

どんな人が人間関係で悩んでしまうのか、その特徴をご紹介します。

1.どう思われているかを気にする人

自分が周囲にどう思われているかを気にしてしまう人ほど、人間関係でストレスを抱えがちです。

中には「優しい人だと思われたい」「親しみある人だと思われたい」と、自分の理想像を持っていて、その形に近い自分を演出している人もいるでしょう。

こうした人は、周りの評価や目を気にしてしまうために、本来の自分が出せず、それがストレスの原因となっていることが多いのです。

人に気を遣うことや気配りすることと異なり、「こう思われたい」という願望を持っていることで、自分を苦しめていることが考えられます。

理想像を演じているのは自分自身。

それによってストレスを抱えているのなら、ありのままの自分を出した方が楽になれるでしょう。

2.「群れ」を重要視する人

特に女性に多い原因ですが、周りの人と群れやグループを作り、孤立したくない思いが強い人は、人間関係でのストレスを溜めてしまいます。

確かに孤立することで、楽しさや面白さが減ってしまい、また「一匹狼」と思われたり、「協調性がない」と思われることもあります。

女性社会では、複数人で共同して何かをしたり、同じ趣味を持って共有することで、

仲間意識が芽生えることが多く、自分を抑えてしまうことも同時に多くなります。

その結果「私はこうしたい訳じゃないのに」と我慢を強いられることも多くなり、それがストレスの原因になることがあります。

自分を出せないことに加えて、理不尽なことや逆意見にも従わなければならない状況が生まれ、

「合わせる」だけの生き方になり人間関係でのストレスが多くなってしまいます。

3.言いたいことを言えない人

人から否定されることが怖いとか、意見の違いが生まれたら嫌だという思いから、

言いたいことを我慢して言えずにいる人は、様々な状況の人間関係でストレスを抱えてしまいます。

「NO」と言うことが出来ないために、嫌だと思っていることでも引き受けてしまったり、言いなりになってしまうことが多くなる。

結果、望んでいないことまでやらなければならない不満をため、ストレスへと変わっていくのです。

このような人は、「NO」と言える勇気を持つことが大事。

言えないでいる自分が、そのストレスを生んでいることを認識し、変わり努力も必要になります。

4.自意識過剰な人

「誰かに見られている」「注目を浴びている」と常に思ってしまう人は、自意識過剰でもあり、人間関係でストレスを抱えてしまう人。

傍から見たら気にすることでもないのに、異常に周りを気にしてしまい、「やらないと」「恥ずかしい」といった思いを持つようになります。

自分が見られていると思い込んでいることで、人の目が気になったり、自分の行動を控えたりと、様々な影響が出ているのです。

人は他人のことをそこまで意識しておらず、中には「全く興味がない」というレベルの人もいるもの。

しかし、「見られている」という自意識過剰な思いが、周りへの関心を強くさせてしまい、行動を萎縮させてしまっているのです。

自分が周りのことを適当に見ていたり薄い関心であるように、他人も自分にそこまで興味を持っていないことを頭に入れておきましょう。

人間関係でストレスを抱えてしまい、それが限界に達すると、人と関わることや会うことすらも苦痛になってしまいます。

仮に職場での人間関係のストレスは、毎日会う人との問題であるため、日々ストレスが蓄積されていきます。

ただその原因が自分にあるのなら、少しずつ努力して改善していくべき。

自分でそのストレスを作っているのなら、自分で軽減することを目的に努力していきましょう。