食事マナーが悪い人の特徴3個

最終更新日:2017年5月6日

日常のマナーが悪い人の中でも、特に嫌がられてしまうのが食事のマナーが悪い人です。

時には、人間関係を破たんするほどの原因になることもあります。

食事マナーが悪い人の特徴には、どのようなものが挙げられるでしょうか。

1.音を立てて食べる

最近は、物を食べる時にくちゃくちゃと音を立てて食べる人のことを「クチャラー」と呼び、

大変疎まれる傾向があります。

他にも、汁物を食べる時にズズーッと音を立ててすすって食べるなど、

一緒に食事をする人をドン引きさせてしまう行為をする人はいるものです。

困ったことに、音を立てて食べる人は、自分が音を立てて人に迷惑をかけているという自覚がない人が多いのです。

幼いころから両親もそういう食べ方をしていて注意を受けなかったという習慣の問題が挙げられます。

また、以前は音を立てて食べる人ではなかったのに、

鼻の病気などで咀嚼中に呼吸ができなくなり、

つい口を開けてしまうことから音を立てて食べるようになってしまったという人もいます。

悪癖なのにもかかわらず大変注意がしづらい癖のため、周りも嫌だと思いながら放置したり、

また、周りが勇気を出して注意しても習慣化していたり自覚がない人はなかなか直らないことが多くなります。

音を立てて食べるのは、食事のマナーが悪い人の特徴の中でも最も特徴的であると言えます。

2.箸の使い方が悪い

正しい箸の持ち方ができないと、若干食事のしぐさが美しく見えないことから、

両親からどういう教育を受けてきたのだろうと勘ぐられてしまうことが多々あります。

また、正しい箸の持ち方ができていても、食器を箸で引き寄せるなどの「引き寄せ箸」や、

食べ物をごちゃごちゃとかき混ぜて探すようにする「探り箸」など、

日本には古来からやってはいけない箸の作法というものがあり、

不思議とその箸の作法が守られていないと、周囲の人は視覚的に嫌悪感を覚えるものです。

家庭内で徹底的に悪癖として注意を受け、正しい箸の作法を教育されていない限り、

意外に多くの人が、何かしら誤った箸の作法をしているものです。

最近は、スプーンやフォークなど、洋食のより食べやすい食器も普及していることから、

マナーが定着しなかったり、他人がすることに嫌悪感を覚えながらも自分はついついやってしまうという事もあります。

また、核家族化により、古来からの作法を知る祖父母と同居する人が少なくなったり、

単身世帯が増え、注意してくれる人がいなくなったことも原因として考えられます。

3.食べる姿勢が悪い

食べる時に肘をつく、スマートフォンや携帯をいじりながら食べる、

食べる姿勢が猫背であったり、ふんぞり返って食べるなど、最近は食べる姿勢が悪い人も多いのが特徴です。

昔から、新聞を見ながら食事をする父親が注意を受けるというシーンがドラマなどでもよくありましたが、

食べながら新聞を読む行為(今で言うとスマホをいじるなど)や、

食べながらテレビに目をやろうとするためにおかしな姿勢になるなどは、日頃の習慣からくる悪癖といえるでしょう。

そういったものも、普段食事を共にする家族間で注意する習慣がないと、

外食した先で外食の相手に指摘されてはじめて気づくことも多いのです。

姿勢については食事以外での座り癖なども起因しているため、マナーが悪いという自覚がない人が多いのも特徴です。

食事のマナーが悪い人の特徴としては、日頃の習慣が問題であり、

それを注意してもらえない環境にいること、自分がマナー違反をしている自覚がないことなどが挙げられます。

また、楽な姿勢で食べたいという気持ちなどから、せっかく注意を受けて改善する機会を得ても、

注意を素直に聞けなかったり、直そうとしない人も多いのが特徴です。

生理的に周囲の人に嫌な思いをさせることも多いことから、

マナーの悪さは是非改善したい悪癖と言えます。