なんでも話せる気さくな仲良しグループでのお茶の場面。
積もる話で会話が弾みます。
けれど、どこにでもいる「かまってちゃん」がいてどうも話が中断してしまうなんてことはありませんか?
みんなと時を共有したいのに、話に割り込んでくる人、自分の話しかしない人、無視をすると機嫌が悪くなる人。
こんなちやほやされたい人の特徴をタイプ別にご紹介します。
【特徴・方法】
1.子供の頃の話ばかりをする人
ちやほやされたい人の心理では、子供の頃から本人中心の恵まれた環境で育った経験を大事に守りたい人がいます。
なんでも独り占めできた時代が長ければ長いほどこの傾向は強いものとして発信されます。
社会に出ればどうしても周りと折り合いをつけるために我慢をしたり、
失敗に恥ずかしさを感じる日々が起こりますが、それをもみ消すように子供の頃の自分をアピールして
幸せ感を引き出そうとする人がいます。
話し相手を見つけたいのに見つけられない、会話下手な人が多く、
聞いてくれる人をみつけると集中して付きまとってくる傾向があります。
2.人に要求をしてしまう人
基本ちやほやされたい人は「王様、女王様タイプ」。
周りの仲間を下僕に仕立ててしまう傾向があります。
本人に悪気はなくても「してもらうことが当たり前」になっている生活を送っているため、
「〇〇さん、あれ取ってきて」「自分の代わりにやっておいて」などということを求めるのにも抵抗がありません。
時とともに人の輪が消え始めますが、威厳を保つために態度は直しません。
職場などで新入りさんが来ると嬉々として近寄り、次第には注文の多い上司として疎まれることになります。
自分中心のグループを作りたがる人
「なんでも一緒」のグループを作りたがり、そこで中心人物であるというアピールを外に発信する人がいます。
ある意味ボスザル的行為で、自分の人望や可能性を形にしてみせるタイプです。
グループに関してはアピールの材料でしかありませんから普段は関心ごとではありませんが、
誰かが抜けるときは猛烈に怒りをあらわにしてくることがあり、
これが原因でイジメなどの行為を仕掛けてくることもあります。
4.アドバイスや忠告をすることを好む人
日頃から博識で、持論が正論、と信じている人に多い傾向があります。
持ち前を披露したいがためにちやほやされたい願望が生まれます。
このタイプは弁が立ち、知識も豊富なので、否定したり対処を誤ると途端に論破されて弾かれます。
クレームも多く、持論を曲げないので話が進まないタイプです。
また悩みなどを漏らすと、途端にカウンセラー以上の押し付けアイデアを投じます。
後日、必ず自分のアドバイスを実行したか、結果はどうだったか、などと聞いてきます。
適当にあしらえないところがあり、厄介なところがあります。
5.人の悪口で周りを洗脳をする人
本当かどうかわからない噂話や憶測話を豊富に持っていることで、ゴシップ好きたちに取り入ろうとするタイプです。
とにかく「噂話前提」として話しますが、話しっぱなしで逃げてしまうため聞いた側は信じてしまい、
話す内容は褒められたものではないため言われた人は大きな迷惑がかかります。
しかし本人としては、持ち前をアピールするツールでしかありませんから責任の意識はありません。
自分の発信した話題でその場を楽しく過ごせたことに満足してしまうだけです。
6.誰かに「してもらった」ことばかり話す人
前述した「王様、女王様タイプ」と重なりますが、人にしてもらった成果をアピールすることに喜びを感じるタイプです。
「恋人にプレゼントをもらった」「上司に褒められた」など他愛のないことばかりではありますが、
人に伝えることで大層なことをした、「グッジョブ」と人から言われたい願望からくる行為です。
7.露骨にケンカを振ってくる人
これが一番厄介なタイプかもしれません。
グループや職場などに自分より秀でた人物を見つけると排斥したがる人がいます。
自分に人の目が寄せられるには邪魔な存在ですから、徹底的に敵視します。
このように外に意識が向くとちやほやされたい人の悪意は極度にエスカレートする場合があり危険です。
仕事や人間関係に影響が及ぶ場合もありますからなるべくその現場に関わらないことが無難です。
8.溺愛型かまってちゃん
上司や先輩には、お気に入りを作り一時期溺愛をするタイプがいます。
仕事のフォローをしてくれ、プライベートでも親身になってくれることで受ける側はありがたい気持ちを抱きますが、
これはあくまでも彼らにとっては「優秀な腹心」をもつ自分の存在を周りにアピールしたいだけのことなので、
実のところ対象にさして思い入れはありません。
この傾向には「飽きっぽい」性格も含まれているため、
新しい優秀な存在を見つけると即古いものを切り捨てることに抵抗がありません。
いかがでしょうか。
思いつく人物が周りに存在するのならなかなか厄介な環境かもしれません。
彼らの傾向の共通点は「依存」です。
過去、自己、環境など、変化に弱いタイプです。
臨機応変にことに対処できない不器用さで周りに迷惑をかけることがあります。
しかし、彼らの特徴を掴んで対処に気遣い、一定距離を置いて過ごすことでトラブルは大いに回避できます。
彼らの気持ちに沿う必要はありませんが、
このように性格を理解することで双方の生活ペースが保たれることがベストです。