八方美人な女性の臆病な特徴5個

最終更新日:2016年9月5日

誰にでもいい顔をしてしまう八方美人な女性が少なくありません。

男性にも八方美人はいますが、女性の方がそうなる傾向が強いと言っていいでしょう。

「身近に八方美人がいる」という人もいるかもしれませんし、「自分自身がそうかも」と感じている女性もいるでしょう。

では、八方美人にはどんな特徴があるのでしょうか。

今回は八方美人な人の特徴をご紹介します。

1.自己愛が強く、精神的に傷つくことが怖い

八方美人の女性は、自己愛と自己防衛本能が強いという特徴を持っています。

自分のことが大好きなため、そのかわいい自分が傷つくことをひどく怖れるのです。

誰にでもいい顔をしてしまうのは、他人との衝突を避けようとするからにほかなりません。

人間が精神的にに傷つく原因で多いのは、やはり人間関係でしょう。

八方美人の人は、そのことを良く知っていますので、人間関係のトラブルを避けようとします。

人とぶつかることを避けるために、自己主張をすることはせず、相手の意見や希望に自分を合わせるわけです。

2.その場しのぎの言動が多い

そのように臆病な八方美人な女性は、その場しのぎの言動をすることがどうしても多くなってしまいます。

目の前にいる相手の人との関係を壊したくない、相手に悪く思われたくないという意識が強いため、

言い訳が増えますし、時にはウソをつくこともあります。

視野が狭く、「とにかく、この場の人間関係が平穏であればいい」と考えるのが、

八方美人な女性の心理と言っていいでしょう。

そのため、言っていることが矛盾したり、人によって言うことが違ってしまうことが少なくありません。

結果として、かえって人から悪く思われてしまうこともあります。

過去にそうした失敗を経験したことがあったとしても、どうしてもその場しのぎの言動を改めることができません。

つまり、八方美人の女性は、一種の刹那主義的心理を持っていると考えていいでしょう。

3.自信がなく、人の評価を気にしてしまう

自分に自信があり、精神的に自立していれば、八方美人になる必要はありません。

「自分は自分」と考え、しっかり自己主張することができるわけです。

八方美人になってしまう女性は、つまり、自信がないのです。

自己愛は強いのですが、自己評価が低いために、人の評価が気になって仕方ありません。

常に、「人は自分のことをどう見ているか」を気にし、

「少しでも良く思われたい、高い評価をしてもらいたい」と思うため、

人におもねるような言動をしてしまうと考えていいでしょう。

4.人間関係は浅く表面的で、親友がいない

誰にでもいい顔をするのですから、人との関係は基本的に良好です。

少なくても敵対する人が少ないため、人間関係は広くなります。

要するに「友達」と言える人間関係は多いと考えていいでしょう。

しかし、人とぶつかることを徹底的に避けるため、その関係が深化することはほとんどありません。

人間関係というものは、時に衝突することで、かえって深まっていくものです。

それがないのですから、関係はどうしても表面的なものになってしまいます。

結果、「友達は多いけれど、親友と呼べるような友達はいない」ということになるのが、

八方美人の人間関係の特徴と言うことになるでしょう。

5.人に優しく、人が傷つくことも避けようとする

ここまでは、八方美人な女性のマイナス面の特徴ばかり取り上げてきました。

最後に一つ、プラス面の特徴も紹介しておきましょう。

それは「人に優しい」ということです。

最初の項目で、自分が大好きなために、傷つくことを避けようとするという特徴を説明しましたが、

自分だけでなく、人が傷つくことも避けようとします。

人に対して、否定的なことを言ったり、批判的な態度を取ったりすれば、当然相手は不快に感じ、傷つくこともあるでしょう。

八方美人な女性は、そうした事態を避けようとします。

相手を傷つけまいという優しい気持ちがあるために、人に嫌な顔を見せられないのが、

八方美人な女性のプラス面の特徴と言うことになるでしょう。

今回は八方美人な女性の特徴を、良い面も含めて5種類紹介しました。

自分を偽り、時にはウソをつくこともありますが、

「自分も人も傷つけまいとする平和主義者」と評価することもできるでしょう。