一般的に犬好きの人は犬に似た性格を持ち、猫好きの人には猫と同じような気質があると言われています。
ここでは、猫好きの人に注目して、具体的にどんな性格的特徴があるのかご紹介します。
1.マイペースな個人主義
猫は主体性の強い動物であり、一人で行動することが好きです。
猫好きの人もまったくその通りで、マイペースな個人主義という特徴も持っています。
人との関係においても、マイペースを貫こうとしますから、べたべたした人間関係は好みません。
常に、人と一定の距離を保った、ドライなつきあいをしようとします。
ですから、相手が自分の領域に無神経に足を踏み入れてくると、断固としてそれを拒絶します。
そういう無神経な人とは縁を切ってしまうことも少なくありません。
また、一人でいることが好きですから、休日など、一人で家でまったり過ごすということもよくあります。
大勢の人とわいわい楽しむことももちろんありますが、家に帰って一人になるとホッとするのが、猫好きの人の精神的な特徴です。
2.気位が高い
自己愛が強く、気位が高いのも、猫好きの人に共通する性格的特徴と言っていいでしょう。
犬好きな人がしばしば自分がへりくだって、相手にいい気持ちになってもらおうとするのに対し、猫好きの人は何よりも自分のプライドを守ることを優先します。
ですから、相手のために自分を低く見せるということはしません。
そのため、人によっては「上から目線」の印象を相手に与えてしまうこともあります。
また、自己愛の強さから、人から言われたことに傷つきやすいという特徴もあります。
ちょっとでもプライドを傷つけられるようなことを言われたり、低い扱いを受けたりすると、それに敏感に反応してしまいます。
心が傷つけられたことに我慢ができず、その相手に攻撃的に出ることも少なくありません。
それも「自分可愛さ」からくる行動です。
3.気分屋で、かまってちゃん
距離を置いて人とつきあうドライな性格でありながら、「かまってちゃん」なところもあるのが、猫好きの人の特徴です。
これは、猫がドライにふるまいながら、時として自分から人にすり寄って行って、かわいがってもらおうとするのとよく似ています。
気分屋で、自分が「甘えたい」と思うと、猫のように甘えて見せるのです。
普段はドライでも、気分しだいで甘えたがるのですから、猫好きな人には「ツンデレ」の傾向が強いと考えていいでしょう。
その時の気分によって「ツンツン」したり、急に「デレデレ」になるのが、猫好きな人です。
4.人見知り
人に対して警戒心が強いという性格もあります。
これも、猫の行動を見れば、理解できるでしょう。
猫は初対面の人に対して、犬のように尻尾を振って自ら近づくということはありません。
まず、相手の様子を観察し、相手の反応を見ながら、徐々に距離を縮めていくというのが、猫の流儀です。
同じように、猫好きの人も相手に対する警戒感が強く、初対面の人と簡単に打ち解けることはできません。
ひとことで言うと「人見知り」という性格を持っているのです。
5.冒険心が強く、安定よりも変化を求める
猫好きの人は初対面の相手に対しては警戒心が強いものの、意外にチャレンジャーな一面を持っています。
冒険心が強く、行動範囲が広いのが猫の特徴ですが、猫好きの人も未知の領域に積極的に足を踏み入れようとするチャレンジ精神を持っているのです。
毎日同じ日常を繰り返すという「マンネリ」が苦手です。
これは人間関係においても同様で、例えば恋愛でも、デートがパターン化してしまうのを嫌う傾向が強いのです。
すべてにおいて、安定よりも変化を求めるのが、猫好きの人に共通した特徴と言うことができるでしょう。
今回は猫好きの人の性格について、代表的な特徴を5種類取り上げました。
ドライでありながら、甘えるのが好きなかまってちゃんでもあり、人見知りな一方、
冒険心も持ち合わせているという複雑な性格の持ち主が、猫好きの人ということになります。