忘れっぽい人の特徴4個

最終更新日:2017年12月5日

忘れっぽい人が周りにいると、ついイライラしてしまうことがあります。

もしくは、自分自身が忘れっぽい場合、自分に苛立つこともあります。

忘れっぽい人の特徴について知ることで、上手に対処することが可能になります。

1.キャパシティの問題

まず考えうることとして、「忘れっぽい」という時、その人の周りの状況があまりにも忙しいという場合があります。

この場合、忘れっぽさの原因は、その人の頭の問題というよりも、身の回りの情報過多です。

人間、自分のキャパを超えた情報を処理したり記憶をしておくということは難しいのです。

例えば、仕事をいくつも掛け持ちしているうえに、プライベートも忙しく、予定を目いっぱい入れてしまっているような場合がこれに当てはまります。

手帳に書き忘れるほど、しなければならないことのリストが多かったり、予定を忘れるほど毎日イベントだらけなのであれば、それを見直すことで解決することがあります。

もしくは、情報は適量でも整理がされていないから忘れてしまうことがあります。

その場合、まずは身の回りにあるいらない情報を削除してみると、頭の中が整理されて覚えられることがあります。

パソコンのフォルダやスマホアプリなども、いらないものは消した方が大切なことを覚えておくのに有効です。

2.理解してない場合

勉強や仕事などで必要で、覚えなくてはならないことがあるのに、忘れっぽいという時は、そもそもその内容について理解をしていないので頭に入っていないということがあります。

あれもこれも丸暗記するのではなく、なぜそうなったのかという基礎的なことから理解しなおすことで、覚えることも楽になります。

忘れっぽいからとただ何度も書いて覚えようとしても、なかなか頭に入らないものです。

覚えるときに、なぜそうなるのかという理屈を意識しながら頭に入れると、忘れにくくなります。

3.興味がない場合

理解はしているけれど忘れてしまうという場合、そのことについて興味がないということも考えられます。

人間、感情を伴わない単純な情報というのは忘れてしまいがちだという特徴があります。

ですから、例えばニュースなどの事項について忘れてしまうのがイヤだという時は、その周辺事項の自分が興味があることと関連させて頭に入れておくと良いでしょう。

また、強烈な語呂合わせなど、感情に訴えかけるような工夫をすることで忘れないようになることもあります。

4.脳の問題

さまざまな工夫をしても、どうしても忘れっぽいという場合、脳の問題であることもあります。

しかし、脳の問題だからといって、頭が悪いとか良いとか単純に言えるものではありませんから、落ち込まなくても大丈夫です。

精神的なストレスで記憶力が悪くなる場合、それに対する治療で記憶できるようになることがあります。

痴呆症などの問題が発生していた場合、専門家による投薬やトレーニングが有効でしょう。

何にせよ、こういった場合は適切な機関で適切な処置を受けることが必要です。

また、周りの人も事情を知った場合、忘れてしまうことについてはサポートしてあげることで何とかなることも多いです。

服薬時間を忘れてしまう、などの場合、最近は便利なグッズも多いので、そうしたものの助けを借りるのも一案でしょう。

忘れっぽい人の特徴の中で、周りの人に当てはまることがあれば、適切な助けを与えてあげましょう。

自分の特徴に当てはまる場合、工夫で何とかなることであれば、努力しましょう。

努力しても治らない症状である場合も、あきらめずに専門家の助けを借りることで、忘れっぽくても生き生きと生活することは可能です。

いずれにせよ、自分を客観視するというのは大切だといえるでしょう。