ため息をつく人の特徴4個

最終更新日:2017年5月22日

人間は生きていくために息を吸い、息を吐かなければなりませんが、

それとは別に、心理的な理由から特別な息を吐くこともあります。

それが「ため息」です。

ため息をつくシーンはいろいろあります。

ここではため息をつく人について、どんな特徴があるのか、

どんなシーンでため息をつくのか見ていくことにしましょう。

1.心配なことや悩みがあって心が弱っている

ため息をつく理由でもっとも多いのが、「心が弱っている」というものでしょう。

頭の中に何か心配なことがあり、そのことについて考えている時、思わず深く息を吐くということがあります。

例えば、就活をしている学生が、なかなか内定をもらえない時、

「このまま1社も内定をもらえず、就職浪人なんてことになったらどうしよう」ということを考えながら、

その心配や不安からため息をついてしまうわけです。

あるいは、長い休暇を終えて、明日から会社へ行くというようなタイミングで、

仕事のことを考えながら「行きたくないな」と思って、深く息を吐くということもあるでしょう。

仕事に関して具体的な悩みを感じていなくても、

仕事に行くこと自体に嫌悪感を抱き、そのことによって心が弱っているわけです。

「心が弱っている」というのが、ため息をつく人の特徴です。

2.やっていることがうまくいかない

それと違う理由でため息をつくことも少なくありません。

それは「思い通りに事が運ばない」という理由です。

例えば、デスクワークをしている人が、ふと仕事の手を止めて、深くため息をつくということがあるでしょう。

その場合、仕事のことで悩みがあるわけではなく、

目の前の仕事が思い通りにいっていないという理由が考えられます。

思わぬミスをしてしまったとか、何か大きな間違いに気づき、

最初から書類を作成しなおさなければならなくなったというようなケースがそれです。

前項のケースとはちがい、この場合は心が弱っているわけではありません。

自分が今やっていることがうまくいかないため、やる気を失っていると考えていいでしょう。

やる気を一瞬失ったものの、仕事をやめてしまうわけにいかないために、

ため息をつくことで、無意識のうちに一息入れているとも考えられます。

いずれにしても、現在やっていることが思い通りに進んでいないというのが、

ため息をつく人の特徴の一つということになるでしょう。

3.恋をしている

ため息をつく人には、これまで紹介してきたのとは、まったく種類の違う特徴もあります。

それは「恋をしている」という特徴です。

人間は、恋をすると、無意識のうちに深い息を吐くことが増えるものです。

これは多くの人が実際に経験しているのではないでしょうか。

片思いの相手が近くにいる時、その人のことをひそかに見つめながら、

切ない思いからため息をつくということがあります。

一人でいる時、交際している恋人のことを思いながらため息をつくということもあるに違いありません。

恋愛特有のせつない気持ちが、特別な呼吸を生むことがよくあります。

恋人との関係がうまくいっていて、最高の幸せを実感している時でさえ、

恋人のことを思いながらため息をつくということもめずらしくありません。

4.あきれている

例えば、子どもがいたずらして、家の壁にひどい落書きをしたとしましょう。

クレヨンやマジックインキで書いた落書きで、簡単に落とせそうにありません。

それを見た母親が、子どもの前でため息をつくことがあります。

ふつうなら怒るようなシーンですが、怒りを通り越してあきれてしまうということが、人間にはよくあります。

そんな心理がため息を生むことがあります。

その場合、無意識のうちにあきれてため息をつくケースと、

子どもに対して「お母さんはあきれている」とうことを知らせるために、

意識的にため息をついて見せるケースがあると考えていいでしょう。

誰にでもため息をつくことはありますが、その理由や心理は一つではありません。

ここでは代表的な心理的特徴を4種類紹介しました。

ため息をついている人の心理を知るための参考になさって下さ合い。