一人が怖い人の心理的特徴。孤独を感じ人の目が気になってしまう!

最終更新日:2017年10月16日

一人でいることに怖いと思ったり不安を感じる人は意外と多くいます。

どうして一人が怖いのか、その人の心理的特徴を知ることで、対策や対処ができる場合もあります。

どんな特徴が見られるのか、一人が怖い人の心理に迫ってみることにしましょう。

1.孤独を感じる

賑やかな場所が好きな人、誰かと一緒にいることが好きな人は、一人になった瞬間に「寂しい」と思うと同時に孤独感を抱きます。

賑やかな場所から一人になった時に、急に静かな環境となり、一人取り残された気分になります。

自分が仲間外れにされているかのように感じたり、孤立しているかのように感じてしまうため、静かな空間を苦手とします。

一人が怖いのは、皆が自分のもとから居なくなってしまうという思いからであり、人一倍寂しがり屋な面があると言え、一人にならないよう忙しい日々を送ったり、誰かを誘ったりするでしょう。

一人になると孤独感を強く感じてしまうため、一人が怖いと思ってしまいます。

2.判断ができない

誰かから意見やアドバイスをもらわないと、自分のすべき行動や選択ができないという人もいます。

自分のことを自分で決められない、誰かの後押しや指示がないと動けないという人は、一人が怖くなってしまいます。

「どっちを選択すればいいんだろう」「こういう時どうすればいいんだろう」と、何も決められない優柔不断な人にとっては、一人になることは辛いことです。

近くに人がいて、「こうしたら?」と言われたり、「自分だったらこうする」と言われれば判断しやすいものの、一人っきりになってしまうとその判断が鈍ってしまいます。

自分だけでは物事を判断できない、考えられないといった人は、一人が怖いと感じることでしょう。

3.過去のトラウマがある

過去にいじめを受けたことがあったり、仲間から無視されたりといった経験がある人は、一人が怖いと感じてしまいます。

これは一種のトラウマであり、「またいじめられてしまうかもしれない」「今まさに仲間から外されているかも」と不安を感じてしまいます。

一人になることで、考える時間が増えたり嫌なことを思い出してしまい、過去の恐怖がよみがえってしまいます。

一人になることの辛さ、恐怖を知っているからこそ、一人が怖いと感じてしまうのでしょう。

全くそのような状況にない場合でも、過去に強烈な痛みや辛さを経験していると、一人が無性に怖くなってしまいます。

4.人の目が気になってしまう

一人でいる時、一人で何かをしている時、つい周りの目を気にしてしまうという人も多いでしょう。

例えば「一人で食事ができない」「一人で買い物に行けない」という人は、「一人ぼっちで食事してる」「寂しく一人で買い物してる」と思われることを怖いと思うことで一人になることを恐れることもあります。

一人でいる時に人と目が合っただけで「変な目で見られた」と思い込んでしまったり、「孤独に思われている」と感じてしまうことで、一人が怖いと感じるのです。

普段から人からの評価を気にする人や、「こう思われたい」という願望を持っている人は、人の目が気になってしまうために、一人が怖いと感じてしまいます。

食事や買い物の際にも、周りの目が気になって結局集中できず、その怖さから逃げ出したくなってしまいます。

誰かがそばにいることでその怖さは和らぎ、人の目や意識が分散されることで安心できるのでしょう。

一人が好き、一人で行動したいと思う人は多くいます。

確かに一人でいれば、自分の都合で行動したり、自分だけの判断で物事を決めたりと、楽な点も多い反面、孤独や人目が気になるといったデメリットが出てきてしまいます。

一人が怖いと感じる人は、その楽さよりも怖さの方が勝っている状態です。

こうした心理的特徴が見られる場合が多く、一人を好んだり慣れたりするには時間がかかるものです。