甲斐性なし夫の頼りない特徴5個

最終更新日:2016年6月28日

「甲斐性」の「甲斐」は、「生きがい」や「やりがい」の「かい」と同じで、「価値」という意味です。

主に男性に対して使い、特に「うちの夫は甲斐性がない」という使われ方をするケースが多いと言っていいでしょう。

では「甲斐性なし」と言われる夫にはどういう特徴があるのでしょうか。

今回は甲斐性なしと言われてしまう夫の特徴をご紹介します。

1.経済力、稼ぐ能力に欠けている

「あの男は甲斐性がある、甲斐性がない」という表現は、多くの場合、その人の経済力を指して言うものです。

つまり、経済力がある男性が、一般的に「甲斐性がある」と評価されると考えていいでしょう。

ですから、妻から「甲斐性なし」と言われてしまう男性の最大の特徴は、「経済力がない」ということになります。

具体的に言えば、「給料が安い」「稼ぐ能力に欠けている」というわけですが、

「仕事が長続きしない」とか、「収入が不安定」というタイプの「甲斐性なし夫」もいます。

トータルでの収入は平均値をクリアしていたとしても、仕事をすぐに辞めてしまい無収入の期間があるような夫は、

甲斐性があるとは言えません。

2.きちんとしたライフプランを持っていない

経済力さえあれば「甲斐性のある夫」と言えるかというと、そうではありません。

妻にとって、「この人を一生のパートナーにして大丈夫だろうか?」と不安にさせるような夫は、甲斐性なしです。

中でも多いのが、将来の家庭や人生設計、長期的なライフプランをほとんど考えていないタイプの夫。

こういうタイプの男性は「なんとかなる」という意識を持っているため、

自分とパートナー、家族の将来についてまじめに考えようとしません。

不安になった妻が、ライフプランを相談しようと思い、話を持ちかけても、めんどくさがるのがこういう夫の特徴です。

妻の訴えに耳を傾ず、「それなりの収入があるんだから、別に問題ない」と決めつけるのです。

夫婦二人だけの生活なら、なんとかなるかもしれません。

しかし、子どもができればそんな甘いことは言ってられなくなりますし、

子どもがいない場合でも、いつかは訪れる「老後」の問題もあるでしょう。

つまり、人生と真剣に向き合おうとしない夫は、「甲斐性なし」です。

3.いざという時に頼りにならない

男としての価値が劣った人を、「甲斐性なし」と呼ぶのですから、性格や人間性について問題があるタイプの「甲斐性なしの夫」もいます。

そんな夫に共通するのは、「いざという時に頼りにならない」という特徴です。

普段はだらだらしていても、夫婦生活や家族に何か大きな危機が訪れた時に、

男としての力を発揮することができれば、「甲斐性のある夫」ということになります。

逆に、普段偉そうなことを言っているくせに、例えば隣人トラブルがあったような場合、

「それは、妻が解決すべき領域の問題」と主張して、逃げてしまうような人は、まちがいなく「甲斐性なしの夫」でしょう。

4.何かというと、すぐに親に頼る

何かというと、すぐに自分の親に頼るというのも、甲斐性なしの夫の特徴です。

多いのは、金銭的にピンチになったり、資金が必要になったときに親に融資を頼むケース。

親離れして、ひとり立ちできていれば、お金が必要になっても親に頼ることはありません。

また、金銭面での援助依頼以外でも、「それはおふくろに頼むといいよ」とか

「親父に相談してみる」というような夫は、やはり甲斐性なしです。

5.休日の優先順位一位が「自分の趣味」

休日の過ごし方で、「甲斐性なし」と妻に言われてしまうケースもあります。

それは、「休日は自分の趣味のための時間」と考えるケースです。

結婚しているのですから、休日はパートナーといっしょに過ごす時間を最優先にすべきでしょう。

もちろん、自分の趣味に充てる時間があってもかまいませんが、パートナーとの時間を優先するのが、ふつうの感覚です。

まして、子どもがいれば、なおさら「家族のための時間」になるわけです。

しかし、結婚していながら、あるいは子供がいるにも関わらず、「優先順位の第一位は自分の趣味」という夫が少なくありません。

そういう夫に共通しているのが、幼児性。

いくつになっても「僕の世界」を大事にする、お子ちゃま亭主です。

今回は、「甲斐性なし」と言われてしまう夫の特徴を5つ取り上げ、ご紹介してきました。

既婚男性は、自分に当てはまる項目はないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。