放置子の迷惑な特徴6個

最終更新日:2016年6月13日

放置子というのは近年インターネットなどで話題になっている、

親から放置されていて生活に問題を抱えている幼児から小学生くらいの子どもの事です。

放置子にはどんな特徴があるのでしょうか。

今回は放置子の特徴をご紹介します。

1.清潔感がない

幼児や小さい児童は自分の身の回りの事を完全に一人でする事は出来ません。

放置子は保護者から適切なケアを受けていない為、身なりに清潔感がない事が多いです。

髪がぼさぼさだったり、服や靴がぼろぼろだったり、何日も続けて同じ服を着ていたりします。

他にも冬なのに全く防寒具を着ていないなど季節にそぐわない格好だったり、全くサイズがあっていなかったりします。

お風呂に入れてもらっておらず、髪や体が汚れていたり、爪が長く伸びていたりする事もあります。

2.早朝や夜、学校に行っているはずの時間に出歩いている

早朝や夜、学校に行っているはずの日中などにしょっちゅう外で遊んでいる子は、放置子の可能性があります。

普通の家庭であれば晩御飯の時間には家に帰らせるようにしたりするのですが、放置子は保護者が家にほとんどいなかったり、

子どもに全く無関心だったりして、親が子どもの帰宅時間や学校に行っているかどうかを知らなかったり、知っていても放置している事があります。

未就学の幼児が日中いつも一人で公園にいるような場合も放置子の可能性があります。

3.極端に愛想が良く人見知りしない

大人の庇護を求めている放置子は、大人にも人見知りせず愛想よく接します。

放置子でなくとも人見知りをあまりしない子は沢山いますが、放置子の場合は初対面の大人にも警戒心を抱かず、

家に行きたがったり、着いて行ってしまったりします。

また知らない人の庭や家に勝手に入ってしまう事もあります。

よく知らない子なのに家に行きたいと何度も言ったりする子は放置子の可能性があります。

また一度訪問すると夜遅くなっても帰ろうとしなかったり、毎日やってきて家族の一員として振舞おうとしたりします。

4.乱暴な振る舞いや危険な行為をする

放置子の中には、年少の子や動物をいじめてしまう子もいます。

これは性格的な問題ではなく、大人の関心を引こうとする為です。

その為、あえて近くに親がいる子に対して乱暴に振舞ったり、意地悪をしたりして大人の気を引こうする事があります。

他にもイタズラをしたり、万引きをしたりと、悪い事をして気を引こうとしてしまったり、

場合によっては車道に飛び出すというような危険な行為をして気を引こうとする事もあります。

5.嘘や言い訳が多い

やはり大人の関心を買う為に、同情を買うような嘘をついたり様々な言い訳をする事があります。

嘘や言い訳が非常に巧妙に感じられる事がありますが、悪質であるというよりは、

十分に大人の庇護を受けられておらず不安だったり、居場所を見つけることに必死だったりする為です。

6.いつもお腹を減らしていたりお菓子を食べていたりする

保護者にきちんと食事を食べさせてもらっていない為いつもお腹を減らしていていたり、

知らない大人に食べ物をねだったり、人の家の冷蔵庫の中の物を勝手に食べてしまったりする事があります。

または現金をもたされていて時間に関係なくお菓子を食べていたりします。

その為ガリガリに痩せていたり、極端に肥満していたりする事があります。

何歳から一人で遊びに行かせるか、どういった服装をさせるかなどは家庭によって方針が違いますので、

どれか一つでも当てはまれば放置子という事ではありません。

ただし放置子というのは、まだ大人の庇護を必要とする子どもが必要なケアを受けられない状態でいる事です。

その背景には場合によってはネグレクトなどの虐待問題が潜んでいる可能性があります。