いじめっ子の意地悪な特徴4個

最終更新日:2016年11月15日

いじめっ子がいなくならない限り、この世からは「いじめ」がなくなりません。

ただ、「いじめてはいけない」「いじめは悪いこと」といじめっ子に言い聞かせるだけでは、解決出来ない問題でもあります。

いじめっ子の特徴を知ることで、その根本にある原因や心理を読めるかもしれません。

今回はいじめっ子の特徴についてご紹介します。

1.家庭でのストレスが溜まっている

学校や職場といった外でいじめを繰り返してしまういじめっ子は、家庭において大きいなストレスを抱えていることがあります。

例えば常に親から「あなたは何をやってもダメな人」という言葉を言われながら育ってきたとしたら、自己肯定感が少ない大人になってしまいます。

自己肯定感が低い人は、どこかで「認めてもらいたい」「分かってもらいたい」という思いを強く持つタイミングあり、

そのはけ口が「いじめ」という行動に走っていることが考えられるのです。

いじめることで自分の強さを味わわせたい、いじめることで自分を恐れて欲しい。

そんな歪んだ自己肯定感を得ようとする手段を、いじめっ子は持っていることが多いのです。

2.主導権を握りたがる

いじめっ子に多い特徴が、「一番でいたい」「主導権を握りたい」という思いを持っていることです。

人を操ることが出来るのは、権力が強い人だと思い込んでいる為、

いじめることで権力を得て、逆らえないような上下関係を作っているのです。

一度自分に逆らえないという関係性を作り出せば、あとは自分のしたいように物事を進めることが出来る。

そこに大きなメリットを感じていて、いじめっ子に至っているのかもしれません。

「リーダーをやりたい」「頂点でいたい」と口に出すことが出来ないのに、

心の中では強くそう思っていて、いじめという手段で思いを解消しているのでしょう。

3.いじめられるのが怖い

いじめっ子は、逆にいじめられることを恐れています。

例えば幼い頃にいじめにあってきた子、両親から虐待を受けてきた子などは、

いじめっ子になることで自分の立場を変えようとしている可能性があります。

いじめられた過去があるから、いじめられることの悲しさや痛みを分かっているはず。

それを「こんなことをしてはいけない」と思えれば良かったものの、「これをすればいじめられない」という受け方で捉えてしまったのでしょう。

いじめっ子に自分がなれば、いじめられることはない。

そう解釈し、自分を変える為に、いじめっ子になることを選択したのかもしれません。

4.嫉妬心が強い

人を羨ましく思う気持ちが異常に膨らんでしまうと、その思いは嫉妬心に変わってしまいます。

嫉妬心は誰でも持つことはありますが、その度合いが強く、妬みに変わってしまえば、人を変えてしまうこともあります。

「○○さんが自分よりも勝っている」「○○が出来なくて悔しい」など、嫉妬心を持てば持つほど、自分に自信を失くしていくこともあります。

そんな自信を取り戻す為には、嫉妬心を持った相手を自分よりも低くすること。

要するに、いじめることで相手を自分よりも立場の弱い人にさせ、勝った気になって満足しています。

それ以外で勝つ自信がなく思い当たる方法がない。

しかしその人に対しての嫉妬が収まらず、どうにかして立場を逆転させたい。

そんな思いを持っている人は、いじめっ子に多いのです。

ある意味、自分に対してのプライドが高い人と言えるかもしれませんね。

いじめっ子がいる限り、いじめられる子はいなくなりません。

自分の友人や家族、知り合いがいじめられていたら、いじめっ子のことが憎くて憎くて仕方ない気持ちを持つでしょう。

ただ、いじめっ子はただ性格が悪いというだけではなく、何かしら秘めているものがあることも。

その秘めているものを解消してあげないことには、このいじめっ子を完全になくすということが出来ないのです。