言いがかりをつけてくる人の心理4個

最終更新日:2018年12月9日

訳も分からず、人から言いがかりをつけられた経験はありませんか?

気分を害したり迷惑になることも多く、言いがかりなんてやめてほしいと願う人ばかりでしょう。

どうして言いがかりをつけてくるのか、その人の心理的特徴を知ると、意味や思惑が理解できるかもしれません。

どんな隠された心理があるのでしょうか。

1.どんな方法であっても目立ちたい

人よりも目立ちたい、注目を浴びたいという心理から、単に言いがかりをつけているケースが考えられます。

人とずれた価値観を持っている人、皆から理解されにくいことを平気で言い、

困惑させていることの多い人は、目立ちたいがために、言いがかりをつけていることが考えられます。

周囲に埋もれてしまうことを嫌がったり、自分が中心でないことに不満を持ったりと、自分のことが好きな傾向にあるでしょう。

このような言いがかりをするタイプの人は、友達がいなかったり、

常識外れた価値観を持っていたりと、理解しにくいことが多く見受けられるでしょう。

2.相手よりも上の立場でいたい

言いがかりをつけてくる人の中には、「自分の方が上だ」

「あなたの言うことは聞かない」という立場的なことを気にして言いがかりをつけてくる人もいます。

言いがかりは相手に理解されがたいものの、相手に恐怖心を抱いたり、

距離を取らせるためには持ってこいの方法。

訳も分からず怒られている気分になったり、あたかも自分が間違っているかのように思ったりと、

相手のこと必要以上に気にするようになります。

「あの人が怒るかもしれないから」「あの人がまた言いがかりをつけてくるかもしれないから」と

気にさせる為に言いがかりをつけているとしたら、それはあなたのことを見下している証拠です。

自分の方が上、自分の方が偉いと思ってもらうよう仕向けていることも考えられるのです。

腑に落ちないことや納得できないことは、立場的なことを気にせず、

言いがかりについての理由や言い分を聞き出してみると良いでしょう。

3.ストレス発散にしている

たまに見ず知らずの人に対して言いがかりをつける人も見られます。

公共の場で言いがかりをつける人、あるいは通りすがりの人に言いがかりをつける人など、

相手からしたら気分を悪くする言動をとる人です。

知らない人に対して言いがかりをつける人に多いのは、ストレス発散という目的です。

毒を吐くこと、難癖をつけることで、相手を困らせたり泣かせることで、自分のストレスを発散しています。

多くの人は知らない人であろうと言いがかりをつけられると、黙ってしまったり謝ってしまったりと、

相手に服従した姿勢を見せてしまいますが、

単なるストレス発散目的のために言いがかりをつけられているだけならば、

服従する姿勢は必要ありません。

かえって調子にのらせてしまったり、言いがかりをさらに続けてしまう原因にもなりかねないのです。

4.かまってもらいたい

言いがかりをつけられた方にはたまったものじゃありませんが、

かまって欲しいという寂しさの表れであることもあります。

孤独を感じて寂しく感じていたり、誰にも認められない自分に嫌気がさしていることで、

人に言いがかりをつけてしまう人もいることを覚えておきたいものです。

それまで言いたいことも言わずに我慢していた、

あるいは言っても誰も聞いてくれなかったという環境に長いことを身を置いていると、

自分の存在が無視されているかのように感じ、孤独感を強く抱くようになります。

その反動から、人に言いがかりをつけるような人になったとしたら、まだこれから改善の余地があると言えます。

コミュニケーションをもっととるようにしてみる、相手の気持ちに寄り添うなどして、

その人の寂しさや孤独を消してあげることで解消できるかもしれません。

言いがかりをつけられて良い気分になる人はまずいませんよね。

「この人は何がしたいの?」「頭おかしいんじゃないの?」と感じてしまうことも多々あることでしょう。

言いがかりをつけてくる人にはこのような心理的特徴が見られ、

中には周りの力や理解によって改善できることもあります。

放っておけない人、いなくてはならない人が言いがかりをつけてくる場合は、

避けるだけではなく、向き合ってみることも大事な選択の一つです。