いつも周りに気を遣う人は、次第に気疲れしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そんな気疲れしてしまう人の特徴とは一体どんな人なのでしょうか。
あなたの疲れはもしかしたら気疲れから来ているものかもしれません。
1.人の顔色ばかりを気にしてしまう人
人からどう思われているのかやたらと気にする人は、人の顔色ばかり伺った対応になってしまいます。
発言の際にも、細心の注意を払って、どの言葉を用いるべきなのか、どう会話にすれば当たり障りないのかをいちいち気にしてしまう為、
普通の人よりも会話の中で頭を使うことになってしまいます。
人と接するたびにこのように頭をフル回転させてしまっていては、どうしても気疲れしてしまうことになり、合わせてばかりいる人になってしまいます。
人の意見に従う人、自分の意見を押し通さない人もこれに含まれ、気遣いが疲れになり、人と接すること自体疲れるという事態に発展してしまいます。
あまり自分の意見を言わない人、顔色伺いながら言葉を選んでいる人は、気疲れしてしまう人の特徴と言えます。
2.NOと言えない人
人から何かを頼まれた時、人から頼りにされた時に、断ることが出来ない人も気疲れする人の特徴。
出来ない、応えられないと思っていながらも、NOと相手に伝えることが出来ず、結果的には承諾してしまいます。
承諾した後も、期待に応えなければならないプレッシャーと、その時断れなかった後悔が頭に残り、しばらくの間悩まされる結果に。
また頼まれごとが多く重なって、対処しきれない状態に陥り、それによって疲れてしまうこともあるでしょう。
手一杯で対応出来ない場合や、自分には到底無理だと感じている場合には、
素直に「出来ない」と言えるようにすることで、気疲れを防ぐことが出来るでしょう。
3.一人になることを恐れている人
一人になることを恐れている人、集団やグループに属していないと不安を感じる人も、気疲れしてしまう人の特徴です。
仲間外れにされていると感じてしまう為に、無理に合わせて集団で行動しようとすると、
必ず意見の食い違いや、自分の考えとは異なる意見を持つ人がいるもの。
しかし一人になりたくないという意識が常にある為に、最終的にはその集団に合わせた行動に至ってしまいます。
自分らしくいられないこと、自分の意見が怖くて言えないことから、徐々に気疲れ状態になってしまいます。
特に女性の社会では、集団やグループといった形が成り立ちやすいことから、女性がこのタイプで気疲れする人が多いでしょう。
社会に出れば集団でいなければならない理由は特に見当たらないものです。
一人になっても構わない、一人の時間を楽しむ、そういった考えを持つことも大切でしょう。
4.真面目すぎる優等生タイプの人
何に対してもルールを守り、まがったことが大嫌いな真面目な優等生タイプの人も、気疲れしてしまうことが多いです。
周囲から「こうして欲しい」と頼まれたりお願いされた時に、それが自分の中のルールから違反していた場合に、そこに矛盾を感じるようになります。
しかし言われた通りにしなければならないという真面目な部分も出てきてしまい、どちらを優先するべきか、どちらが正しいのか自分で判断しなければなくなります。
このように頼まれたことに対して働く考えや気持ちが、他の人とは違った視点から考えてしまうため、より多くの問題を抱えやすくなってしまいます。
真面目すぎるために、深く考えて、どれが正しいのか、間違っていてもやらなければならないといった葛藤が続くことで、気疲れを起こしてしまいます。
気疲れは誰にでも多少あることでしょう。
人と関わっていく中で、何かしら気を遣ったり、相手に合わせたりすると、思った通りの行動が出来ず気疲れとなることも。
しかしそれが極端に過度な状態になってしまうことで、毎日気疲れをおこしてしまうようになります。
ほとんどの人は、毎日誰かしらとの交流があり、関わらなければならないもの。
その都度過度に気を遣いすぎていたり、顔色を気にしていることで、気疲れは大きなストレスとなって膨らんでしまいます。
気疲れが多い方は今一度ご自身の性格を見直してみてはいかがでしょうか。