デートに誘われるのは嬉しいことですが、
時には、自分が苦手だと感じている異性からデートに誘われることもあります。
その時、下手な断り方をして、後で面倒な問題に巻き込まれるという人もいます。
では、デートの断り方が下手な人には、どのような特徴があるのでしょうか。
1.性格が真面目過ぎる
デートの断り方が下手な人は、「性格が真面目過ぎる」という共通点があります。
そのため、相手からのデートの誘いを重く受け止め過ぎてしまい、
「せっかく誘ってくれたのに、断るのは申し訳ない」と罪悪感を抱え、1人で悩んでしまいます。
彼らは、「もしかしたら相手は、軽いノリでデートに誘っているのかもしれない」とは決して考えません。
「デートに誘うということは、自分のことを異性として意識し、誠実に向き合おうとしてくれているのだ」と考えてしまいます。
そのため、「自分も誠意をもって応えなければ」という義務感が心にのしかかり、
上手に断ることができなくなってしまいます。
2.異性と2人でのやり取りに慣れていない
デートの断り方が下手な人は、異性と2人でのやり取りに慣れていないということが特徴です。
例えば、モテた経験がない人や、あまりデートに誘われた経験がない人、
日頃から同性とばかり過ごす傾向がある人などはこのパターンに当てはまるケースが多くなります。
このタイプの人は、「慣れていない」ということが理由で、
異性からデートの誘いを受けたというだけでも大きく動揺してしまいます。
更に、誘ってきた相手が苦手なタイプであった場合、
この動揺に加えて、「嫌で嫌で仕方がない」という嫌悪感も加わり、心の中はプレッシャーとストレスでいっぱいになってしまいます。
その結果、冷静さを失ってしまい、断り方が下手になってしまいます。
3.自分が悪者扱いされることを恐がり過ぎている
デートの断り方が下手な人は、デートの誘いを断ることによって、自分が悪者扱いされることを恐がっています。
誘いをスマートに断れる人は、相手から嫌われようが悪者扱いされようが、一向に気にしません。
むしろ、「断れば、相手との縁も切れてすっきりする」と考えるため、罪悪感を持たず、爽やかに軽く断ることができます。
しかし、デートの断り方が下手な人は、「苦手な人とデートは絶対にしたくないけれど、
断ることで自分が悪者になるのも嫌だ」という中途半端な思いを抱いているため、なかなか心が決まりません。
その結果、誘いの返答をダラダラ引き延ばしたり、嫌々ながらもデートに付き合ってしまったりします。
その結果、相手に期待を持たせてしまうことに繋がり、後で大きなトラブルに発展することも多くなります。
4.言葉がきつ過ぎる
デートの断り方が下手な人の中には、普段から言葉がきつく、
相手の存在や気持ちを完全否定するような断り方をするというタイプもいます。
誘ってきた相手のことが嫌いだからという理由で、
きつい言葉で切り捨てるかのようにデートの誘いを断る人も多いようですが、決してこれは上手な断り方とは言えません。
彼らの心の中には、「自分が嫌いだと思う人は、絶対に自分には近づいてほしくない」という思いが強烈に存在しています。
そのため、苦手な人からデートに誘われると、相手に対する嫌悪感が爆発的に高まります。
そして、その感情にまかせて、きつい言葉で、取り付く島もないような断り方をしてしまいます。
いかがでしたか。
デートの断り方が下手な人には、色々なパターンがありますが、
いずれの場合も、「できるだけ上手な断り方をマスターする」という努力が必要だと言えます。
断り方が下手だったために、相手との間に険悪な空気が流れ、
後で大きなトラブルに発展してしまうということもよくあります。
そのような状態にならないようにするためにも、相手を傷つけることのないように配慮し、
角が立たないように断るという意識を持つことが大切です。