失恋が原因でうつ病になる人の特徴4個

最終更新日:2017年6月12日

失恋をすると、どんな人でも心にダメージを受けてしまうものです。

しかし、そのダメージがあまりにも大き過ぎて、失恋をきっかけに、

うつ病を発症してしまうという人も最近は多くなります。

では、失恋が原因でうつ病になる人には、どのような特徴があるのでしょうか。

1.元々、打たれ弱い性格である

元々、打たれ弱い性格の人は、失恋が原因でうつ病を発症してしまうことがよくあります。

打たれ弱いタイプの人は、困難な状況に遭遇した時、うろたえてただオロオロするしかできず、

「耐える」「踏ん張る」ということができません。

そのため、ちょっとしたショックやダメージを受けただけでもひどく動揺してしまい、精神的なバランスを崩してしまいます。

その結果、冷静な自分を保つことができなくなり、うつ病を発症してしまいます。

このタイプの人は、失恋に限らず、困難な状況に遭遇するたびに、

平常心を保てなくなり、その度にうつ病のような症状に悩まされるということも、大きな特徴の1つです。

2.恋愛以外に打ち込むものを何も持っていない

失恋が原因でうつ病になる人は、「恋人と一緒に過ごすことが、人生で1番大事」と思っており、

恋愛中はその他のことに一切目を向けなくなってしまうということが特徴です。

つまり、恋愛以外に打ち込むものを何も持っていないのです。

そのため、人生で最も大事な存在である恋人が去っていってしまうと、

途端に生き甲斐全てを失ってしまったような気持ちになり、抜け殻の状態になってしまいます。

その結果、「何に対してもやる気が起きない」という日々が続き、最終的にはうつ病になってしまいます。

恋愛に夢中になることは素敵なことです。

しかし、仕事や趣味・恋人以外の人との付き合いをそっちのけにして恋愛一筋になると、

失恋した時、今まで恋愛だけに向けていた大きなエネルギーが行き場を失い、うつ病に繋がる可能性が高くなります。

3.元恋人を美化し過ぎている

元恋人の存在を美化し過ぎ、「これ以上の恋人はもう現れないだろう」と考えてしまう人は、

失恋が原因でうつ病を発症しやすい傾向があります。

元恋人をあまりにも美化し過ぎてしまうと、他の異性との出会いがあっても、その人たちのことが目に入らなくなってしまいます。

そのため、次の恋愛のチャンスをどんどん逃してしまうことになります。

その結果、「いつまでも過去に生きる」ということしかできなくなり、前に進むことができず、

ネガティブな思いに支配されて心がバランスを崩していきます。

これがうつ病の始まりです。

あくまで「過去の美しい思い出」として元恋人を思い出すだけなら良いですが、

あまりにも元恋人の存在を美化し過ぎてしまうと、最終的には自分の心を苦しめてしまうようになります。

4.「失恋後の不幸」の状態に浸り込んでいる

心のどこかに「悲劇のヒロイン願望」があり、「失恋後の不幸」という状態に浸り込んでしまうタイプの人は、

失恋後にうつ病を発症するケースが少なくありません。

人間は、あまりにもネガティブな状態に長く身を置くと、心が委縮するようになります。

そして、前を向いて次のステップに進むという気力がどんどんなくなっていき、

最後は「何もやる気がしない」という精神状態で毎日を過ごすことが当たり前になってしまいます。

失恋後は、どんな人でもつらい気持ちを引きずります。

しかし、そのネガティブな状態からあえて抜け出すように努力しないと、うつ病に繋がってしまいます。

いかがでしたか。

失恋が原因でうつ病になる人は、「自分の力でつらい状態から這い上がる」というエネルギーが欠けています。

元々、打たれ弱い性格であったり、失恋後のネガティブな状態に浸り込んでしまったりと要因は様々ですが、

自分の力で前に進もうとしない限り、うつ病のリスクはどんどん高まります。

元恋人以外の異性が全く目に入らない人や、

恋愛以外に何も打ち込めるものがない人も、うつ病になりやすい傾向があります。

恋愛は素晴らしいものですが、あくまで「人生の一部」であり、「人生の全て」ではありません。

恋愛だけではなく、他のことにも目を向け、前向きな気持ちで生きていくようにしたいものです。