「あの人なんか変」「あの人普通じゃない」と感じる人はいませんか?
その原因がもし、愛情不足によるものであれば、愛情を求めている可能性があります。
愛情不足な人には様々な問題や特徴があり、理解することで接し方や見方を変えられるかもしれません。
愛情不足な人の特徴をご紹介します。
1.多くの愛情を求める
愛情不足な人は、多くの愛情を求めます。
多くの場合は、大人になり自分で判断できる年になってから求める傾向にあり、
それが時に周りの人を不幸にしてしまうケースもあります。
例えば恋人という存在がいながら、合コンに行ったり、「恋人はいない」といって他の異性に近づいたりと、
気が多いことが問題点としてあげられます。
恋人という立場の人がこれを知れば、「浮気された」「裏切られた」と感じ傷つき、一気に信用をなくしてしまうことでしょう。
一見恋人から愛情を補ってもらっているように見えるものの、
愛情不足に長年苦しんだり求めていた場合、より多くの愛情を求めてしまいます。
恋人を傷つけるつもりがなくても、他に「保障」が欲しくて異性を求めてしまうことがあります。
「恋人にもし自分が裏切られたらまた愛情を失ってしまう」と恐れている人は、
愛情不足が原因で多数の異性を求めてしまいます。
2.自信が持てない
幼い時に愛情を十分もらえなかったというケースに多いのが、
いつまで経っても自分に自信が持てないという問題です。
何をするにも「だからダメなのよ」と言われたり、すごい成績を出しても「大したことない」と褒められずにいたり。
認めてもらえることがない、愛情を受け取れることがないという状況で育った人は、
どんなに成果を出しても、どんなに立派になっても、自信を持つことができないでしまいます。
「どうせ」という見方が強くなり、「どうせ頑張っても認められない」
「どうせ自分なんていなくてもいいんだ」と、ネガティブに考えてしまう人が多いです。
愛情不足によって自信をなくし、前向きに考えることができなくなってしまうのは、
幼い頃の愛情不足が原因と考えられるでしょう。
3.嘘つきになる
愛情不足の人は、平気で嘘をついてしまいます。
大事な人、信用している人であっても、嘘をついてしまって困らせてしまうこともあるでしょう。
これは、嘘をつくことで自分に関心を持ってもらいたいという心理が働いており、
注目を浴びたいから、見て欲しいからという理由で嘘をついていると考えられます。
素直に「こっち見て」ということが言えないのは、愛情不足が原因で、素直になることができないから。
それでも見て欲しい欲求があれば、嘘をついてまで見てもらおうとしてしまいます。
その人にとっては、見てもらうための嘘であり、そこに悪気はないのかもしれませんが、
嘘をつかれた側の人からすれば、「いつも嘘ばかり」「信用できない」と思ってしまうのは当然のこと。
嘘をつくことよりも素直になることを選択した方が良いでしょう。
4.人間関係につまずく
愛情不足の人は、人とどう関わったらいいか、どうコミュニケーションをとるのかを把握できていないことが多いです。
こういう時にはこう接する、こう言われたらこう返すという方法を自分で見つけることが困難です。
愛情をたくさん受けた人は、様々な環境や場面を目にし、
それを知識として取りいれることができる反面、愛情不足な人はその知識が乏しいのです。
大人になってから困るのが人間関係。
コミュニケーションの取り方を知らない為に友達を作れなかったり、
冗談を真に受けてしまったりと、人間関係でつまずいてしまうことがあるのは、愛情不足が原因なケースもあります。
これらの場合、幼い頃に愛情をどれくらい受けたかによってその後の状況や環境が変わります。
愛情不足による問題行動や欠点が露出してくるのは、大人になり社会人となった頃が多いでしょう。
気付いた時には問題行動を起こしていたり、あるいはなかなか仲間ができなかったりと、
本人も生きにくさを感じるようになるでしょう。
もし愛情不足が原因であれば、その本人に問題がある訳ではなく、過去に問題があると言えます。
力になってあげたり、話を聞いてあげるだけでも愛情を補ってあげることができるかもしれませんね。