人の性格や特徴は様々です。
人から大事にされる人「また会いたい」と思われる人もいれば、逆に、人から大事にされない人もいるでしょう。
その違いはどこにあるのでしょうか?今回は、人から大事に思われる人の特徴をご紹介します。
1.欠点を探そうとしない人
周りから見て、立派な人、あるいは、完璧な人が人に好かれるのでは?と考えていらっしゃる方も多いかもしれません。
ですが、それは意外と違います。
多くの場合、完璧な人、立派な人よりも、何かしらの欠点がある人の方が人から好かれる傾向にあります。
欠点のある人という点をもう少し掘り下げてみると、自分の欠点を隠さない人ということになります。
人間は、自分と共通の欠点のある人に親近感を持ち、安心するという特徴があります。
ですので、自らの欠点を隠さない人というのは、それだけで、相手に親近感や安心感を与えているということになります。
お笑い芸人などで、よく自虐ネタを披露し、周りの人を笑わせる人がいますよね。
自虐ネタも度を過ぎると、嫌な感じがあります。
でも、上手に自虐ネタを言う人は、周りから好かれる傾向があります。
多くの場合、人は、自分の欠点を隠したいと思うものです。
でも、よく考えると、誰にも、欠点はあるものなので、あまり隠そうとしすぎない方が人から好感を持たれやすく、大事にされやすいです。
2.自分のことを好きになってくれる人
人間は、自分のことを好きになってくれる人を好きになるという心理が働きます。
ですので、人から好かれる人、大事にされる人になるためには、まず、自分が相手のことを好きになることが一番の近道だといえます。
どうやったら、相手に好かれるかを頭で一生懸命、考えるよりも、その方が簡単ですよね。
好かれようと努力しても、意外と、相手からは好かれないことが多いです。
それよりも、自分が先に、相手を好きになると、不思議なことに、相手も好きだと思ってくれたりします。
ちなみに、逆のパターンもよくあります。
つまり、自分が相手のことを嫌いと思っていると、相手からも嫌われていることが多いです。
言葉で言わなくても、以心伝心で、意外と思っていることって、伝わりやすいものです。
人から大事にされる人は、自分が相手に好かれたい気持ちより、相手を好きだという気持ちを大切にしているといえます。
3.相手のことを受け入れようとする人
人は、そのままの自分を受け入れてくれる人が好きです。
人間は、長所もあれば、欠点もあるものですよね。
どんなに立派に見える人でも、それは同じでしょう。
相手の良いところに目を向ける人と、欠点に目を向ける人がいるのは、確かです。
相手の良いところを見ようと、受け入れてくれる人は、相手を無理に変えようとはしません。
そのままでいいと思ってくれています。
一方、相手の欠点ばかりに目を向ける人は、相手を変えようとする人が多いです。
相手の欠点が目に付いているので、それを変えたいと思うようになります。
しかし、人は、誰かに指摘されて、自分の行動を変えるのが嫌いな生き物です。
そのため、人の欠点ばかりが目につく人は、自然に相手から敬遠されてしまったりします。
つまり、人から好かれる人、大事にされる人は、相手のいいところを見て、相手を変えようとせず、相手をそのまま受け入れることのできる人が多くなります。
4.自己肯定感を高めてくれる人
自慢話をする人って、けむたがられるものですよね。
自慢話が人から嫌われる理由は「私はあなたより上です」と言われているような気がするからです。
それは掘り下げると、相手にとって、自己肯定感を下げられてしまうと感じるということになります。
自己肯定感、あるいは、自己重要感とは、自分が大切な存在だと感じることです。
自慢話というのは、意図していなくても、相手の自己肯定感を下げているのです。
自慢話をする人は、自分の自己肯定感を満たそうとしています。
ですが、自慢話は、結果として、相手の自己肯定感を下げてしまっているため、相手からは、嫌がられるのでしょう。
一方、人から好かれる人たちは、これとは逆の行動をとっています。
つまり、相手の自己肯定感を高めてくれる言動をしています。
自己肯定感を高めるとは、端的に言うと、相手の良いところを褒めるなどの行為があります。
歯の浮くようなお世辞は、人から敬遠されがちですが、褒められて嬉しくない人はいないでしょう。
相手のことを「本当にすごい」と思った時などに、素直にそれを伝えてあげると喜ばれます。
相手を褒めるためには、相手に興味を持ち、相手の良いところを見ようとする必要があります。
これらは全て、人から大事にされる要因なので、人を上手に褒める人は、人からも好かれる人といえます。
5.喜んでくれる人
人は、喜ばれると嬉しいという性質があります。
だから、自分が何かをした時、相手に喜んでもらえると、嬉しくなります。
喜びを上手に表現できる人は、大事にされます。
喜んでくれる人とは、言い換えると、感謝してくれる人といえるのではないでしょうか。
人に感謝することができる人は、大事にされることが多くなります。
それとは逆に、相手に何かしてもらっても、当たり前と考えてしまう人は、相手から敬遠されてしまいがちです。
人から大事にされる人は、喜びを感謝の気持ちで表現できる人といえます。
まとめ
今回は、人から大事にされる人の特徴についてご紹介しました。
人から大事にされるにはどうしたらいいかを頭で考えるよりも、まず、自分が相手に興味や、関心を持ち、相手のことを好きになること。
これがポイントです。
また、人の欠点ではなく、いいところに目を向け、相手をそのまま受け入れることのできる人も、大事にされます。
このように、人から大事にされる人になることは、それほど難しいことではなさそうです。
あなたも、これらのコツを身につけて、人から大事にされる人になって下さいね。