仕事や勉強など何をやってもうまくいかない、認められないとキレてしまうなどレベルが低い人は、比較対象がいる集団生活になればなるほど浮いてしまうものです。
ではそんなレベルが低い人によく見られる5つの特徴をご紹介します。
1.計画を立てることが苦手
レベルが低い人は、目標に向けて一つずつ何をいつしなければいけないのかという計画を立てることが得意ではありません。
そのため幼い頃は、夏休みの宿題は最終日になっても終わっていない人もけして少なくないです。
そのため社会に出ても仕事の締め切り日の間近になっても終わらせていない、書類を作成していないなどタスク管理が不十分になりがちです。
なのでまわりはレベルが低い人にまず計画性を持ってもらえるように、締め切り日になる前に頻繁に進捗状況を尋ねたり、忘れていないかを確認しないといけません。
いざ最終日になって白紙状態、あるいはおざなりで提出されるよりも、しっかりと見張っているというプレッシャーをこまめに与えることが大事です。
そういった繰り返しによって、計画を立てることが自ずと習慣づいていきます。
2.周囲に過度な期待を抱いている
誰かがやってくれるという過度な周囲への期待を、レベルが低い人は抱いています。
そのため自分一人くらい参加しなくてもいい、レベルを高めなくても問題ないという甘えに繋がっているのです。
なぜここまでまわりに対して期待しているかというと、レベルが低い人のまわりには誰かしらサポートしてくれる人間がいたからです。
レベルが低い人は幼少時は両親や家族などに大切にされてきたという箱入り息子、箱入り娘の場合も多く、依存体質も少なからずあります。
また、本人の雰囲気や人柄がつい構ってあげたくなるようなタイプだということもあります。
自分は特別だという意識がどこかに本能的にあります。
なのでまず体質を脱却させるためには、大人としての自覚をきちんと持ってもらわないといけません。
それにはまず物事をクリアした時の達成感を味わわせて成長を促すことです。
3.やればできると思い込んでいる
物事への関心が低い割に、いざとなればやればできるという謎の自信を持っているのがレベルが低い人の特徴です。
本気を出せばすぐにまわりを追い越せるという高い自尊心を抱いています。
普通は、自信と能力は比例するものですが、レベルが低い人はそれが伴っていません。
自信だけが有り余っている状態で、能力は不十分なケースが多いのです。
しかし当の本人はそれに気づいていません。
あるいは気づかないふりを続けています。
まわりはそれを見抜いていても認めようとしないばかりか、逆にコミュニケーション不足であれば逆ギレなどを起こすこともあるでしょう。
そういった認識のずれを修正するためには、周囲との競争や客観的評価によって現実をつきつけて本気を出させるしかありません。
4.二日酔いや睡眠不足の頻度が多い
自身の体調の状態に気づきにくいのがレベルが低い人にありがちな自己管理能力の甘さです。
普通なら明日は会社や学校があるからお酒を控えたり早く寝ようという意識になりますが、レベルが低い人は今が楽しければそれでいいという考えに至ってしまいます。
そのため二日酔いや睡眠不足で出社するなどして、周囲に迷惑をかけてしまったりミスをしてさらにストレスを抱えて悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。
また朝は何も食べてこないという、ダイエットではなく面倒くさいからと朝食抜きのケースも珍しいものではありません。
食事、睡眠の管理は自身の能力をきちんと発揮するためにも大切なサイクルです。
なのでそれを疎かにしてしまうと、レベルが低い人からなかなか抜け出ることはできません。
5.レベルが高い人を素直に尊敬できない
レベルが低い人にとって、比較対象に見られやすいレベルが高い人は目の上のたんこぶのような存在です。
そのため周囲がレベルが高い人を褒めていたとしても、レベルが低い人は素直にそれを認めること、受け入れることができません。
むしろ逆にけなしたり、ディスったりして自尊心を保とうとなけなしの防御をしています。
レベルが低い人も心ではその差に気づいて悩んでいるので、そのストレスからそういった暴言へとつながってしまう場合もあります。
なのでまわりは発破をかけようという目的で、レベルが低い人にレベルが高い人の話題を無闇に振らないことが悪循環を避けるポイントです。
頑張れというメッセージで発破をかけようとしても、そういった行動は逆効果となります。
いかがでしたか。
レベルが低い人は、気づいていないふりをしていてもその事実を自覚しています。
そのためその能力差がストレスとなって周囲とのトラブルを招くこともあります。
努力をするきっかけやタイミングを掴めていないから何もできずにいるという性格的な不器用な面もレベルが低い人の特徴であり、周囲はある意味成長を促すつもりで辛抱強く付き合っていかないといけません。