育ちの良さとは、意識をしなくても自然と外に出てくるものです。
ここでは、そんな育ちがいい人の特徴を紹介します。
1.言葉遣いがキレイ
まず、一番最初に紹介する育ちがいい人の特徴は、言葉遣いがキレイということです。
これは小さなころから培ってきたものですので、その家庭で使われている言葉がそのまま身についているはずです。
ですので、もっとも育ちが表れやすいと場所ともいえるかもしれません。
最近で、女性でも“お前”“うざい”“きもい”などの言葉遣いをします。
しかし、育ちのいい人はそのような言葉遣いは決してしません。
一人称は“私”“僕”などを使い、いつも正しくキレイな日本語を使います。
また、普段の会話だけではなく、TPOをわきまえ、敬語もしっかり使えるのが特徴です。
また、話し方もゆっくりで穏やかな話し方をするのが特徴です。
けっして、大声で話したり、威圧的な話しかたはしません。
2.家族と仲がいい
育ちがいい人とは、ほとんどがいい家庭環境の中で育っています。
ですので、夫婦円満で兄弟とも仲良くしている人がほとんどでしょう。
連休には家族旅行に行っていたり、クリスマスやお正月のイベントを友達と過ごすのではなく、
家族と家でお祝いをしている人は、家族の仲の良さと、育ちの良さを感じます。
また、育ちのいい人は常に親への感謝の気持ちをわすれません。
ですので、両親の誕生日や父の日、母の日は必ずプレゼントを用意し、感謝の気持ちを伝えているのが特徴です。
やはり、愛情をもっていい環境の中で育ててくれた両親だからこそ、素直に感謝の気持ちを表現できるのでしょう。
3.食事の仕方がキレイ
言葉遣いと同様に、育ちの良さが一目瞭然なのが、食事の仕方です。
まず、当然ですが、育ちのいい人は箸を正しく持ちます。
ちゃんとした家庭では、子供が小さいときから箸の正しい持ち方を教えます。
ここは日本人として、必ず押さえておきたいポイントです。
そして、育ちのいい人は必ず“いただききます”といってから食事をはじめ、“ごちそうさまでした”で食事を終えます。
次に食事の際は姿勢をよくし、口を閉じて上品に食べます。
最近はよくクチャらーと呼ばれる、口を開けて食べる人も良くいますが、育ちのいい人はそんな下品なだべ方はしません。
周囲に不快な思いをさせないというのも食事のマナーだからです。
そして、魚の食べ方にも育ちの良さが現れます。
キレイに骨をとって魚が食べられる人は、小さなころから食べなれている証拠ですし、
しっかしとした食生活をしていたこともうかがえます。
魚を食べるのが苦手な人はほんとに苦手で、食べ残したものを見るに堪えない人もいますよね。
食後のお皿の様子で、育ちの良しあしがわかってしまいます。
4.いつもキレイな服を着ている
育ちのいい人は、見た目に清潔感があります。
着ている服は常にしっかりとアイロンがけをされており、糸のほつれや毛玉などは一切ありません。
子供のころからおかあさんが完璧に服の管理をしていたのでしょう。
ですので、育ちのいい人にとっては、常に新品のようなキレイな服を着ていることは普通のことです。
また、育ちのいい人は露出の多い服や、奇抜なファッションは好みません。
女性でいうと、丈の短すぎないワンピースや、ブラウス、男性でいうとワイシャツにセーターなど、
見るからに真面目そうなファッションをしていることが特徴です。
また、シンプルなデザインなものであっても、生地がしっかりしたものなど、
少し高めの質の良いものを選ぶ傾向にあるのも特徴です。
いかがでしたでしょうか?
育ちの良さとは至るところに出るものなので、わかる人にはすぐにわかります。
また、上記のものは生まれてから今までで培ってきたものの表れですので、
まねようとしてもすぐにできることではありません。
そう考えると、小さな時の育った環境ってすごく大切だと再確認させられますね。