ネットゲームは、大勢で敵を倒したり冒険を楽しんだりできる素敵な娯楽ですが、
そのネットゲームを娯楽の範囲を超えてやり込んでいる人のことをネトゲ廃人と言います。
そんなネトゲ廃人の特徴をご紹介します。
1.いつでもゲーム内にログインしている
ネットゲームは現実世界にリンクしているので、時間によってサーバー内の人口が増減します。
なので、人々が仕事や学校から帰ってくる夜間から深夜にかけては人がいますが、
それ以外の時間は人が少ないです。
ですが、ネトゲ廃人と呼ばれる人は、いつでもゲーム内にログインしています。
早朝でも、真昼でも、ゲーム内にいるのです。
ほとんどのネットゲームはやりこめばやりこむほど有利になるシステムなので、
少しでも経験地やお金を稼いで有利になるために、
ネトゲ廃人はほぼ15時間~20時間ログインしています。
だからネトゲ廃人は、夜中の3時に出てくるボスを簡単に倒すことができます。
2.ネトゲの話題以外に反応しない
ネットゲームのキャラクターを動かしているのは人なので、
ネットゲーム内でも、現実同様色々な話題が飛びかっています。
その話題は今話題になっているドラマやアニメから、時事ネタ、
ネット上ではやっている話など様々ですが、ネトゲ廃人は、それらの話にほとんど反応しません。
なので、他のプレイヤーたちが活発に話しているのに、ネトゲ廃人はだんまりということがゲーム内ではよくあります。
それなのに、ネトゲのボスを効率よく倒す方法など、ネットゲームの話になると、
いままでの無口ぶりはどこへいったのか、急に饒舌になります。
ネトゲ廃人は、ネットゲーム以外の活動をしていないので、
それ以外の話題に疎いのは当然と言えますが、それにしても、無口から饒舌への切り替わり方は凄いの一言です。
この、ネトゲの話題以外にまったく反応しないところも、ネトゲ廃人の特徴といえます。
3.普通のユーザーに比べて無職の人が多い
先に述べたように、ネトゲ廃人は常にゲームの中にいます。
そうしないと、ゲーム内の競争からはじき出されることを考えれば、
それは当然と言えますが、(ネトゲ世界のトップレベルになると、1日15時間、20時間稼働している人がたくさんいます)
それができる職業は非常に少ないです。
まだ時間の自由がきく自営業やフリーター、学生のネトゲ廃人もいますが、やはり無職の人が多いです。
無職だからネトゲ廃人をしているのか、それともネトゲに時間をつぎ込みたいから無職なのかは、
人によって違うでしょうが、結果として、ネトゲ廃人でない普通のユーザーに比べて、
無職率が高いことは確かです。
4.ピリピリしている人が多い
ネットゲームはあくまで娯楽です。
なので、ゲーム内でミスをして死んだりするのもまたご愛嬌です。
ですが、ネトゲ廃人にとってそんなご愛嬌は存在しません。
ほとんどのネットゲームには、デスぺナという、死んだ時に与えられるペナルティがありますし、
仮にそれがないゲームだとしても、パーティ内の誰かが死ぬと、
態勢を立て直さなければいけないので、時間がかかります。
こういう無駄を、ネトゲ廃人は何よりも嫌います。
なぜなら、無駄のある狩りは効率が悪いからです。
こうやって無駄な時間を過ごしてる暇があったらもっと敵を倒せるのに、
とネトゲ廃人は考えるので、いつもピリピリしている人が多いです。
ですので、ピリピリしている人とパーティを組みたくないなら、ネトゲ廃人の人と組まない方がいいでしょう。
いつでもゲームにログインし、ひたすら機械のように敵を倒して金や経験値を稼ぐプレイヤーのことを、ネトゲ廃人と言います。
ネトゲ廃人にとってネトゲは遊びではないので、誰よりも真面目に、まるで仕事のようにネットゲームを行います。
なので、もしネトゲ廃人の人と出会ったら、余計なことは言わず、そういう価値観の人だと思って接するといいでしょう。